明日,平成19年10月1日から,様々なことが変わります。会社の経営統合や郵政民営化など,その変化がすぐに実感できないこともありますが,商店の営業時間の短縮や料金の値上げなど,明日からの生活にすぐに影響を及ぼすこともあります。いずれにしても,テレビや新聞などから,正しい情報を迅速かつ正確に把握することが大切だと思います。有益な情報を知らなかったために,損失を被った(こうむった)経験は誰にでもあると思います。 さて,9月に入ってしばらくしてから生徒のみなさんに配布した「緊急地震速報って知ってる!?」というプリントを覚えていますか。これは,国土交通省気象庁より出されたもので,両面カラー印刷です。表はクレヨンしんちゃんのマンガで緊急地震速報のしくみを簡単に説明してあります。裏は緊急地震速報の「利用の心得」がいくつかの場面に分けて説明されています。プリントをご存知ない方もいると思いますので,簡単に紹介させていただきます。 「緊急地震速報は,最大深度5弱以上と推定した地震の際に,強い揺れ(震度4以上)の地域を強い揺れが来る前にお知らせするものです。」これまでテレビやラジオで放送されたのは,地震があって揺れがあった後の情報です。 「緊急地震速報」は,震源近くで地震(P波,初期微動)をキャッチし,位置,規模,想定される揺れの強さを自動計算します。地震による強い揺れ(S波,主要動)が始まる数秒から数十秒前に,素早くお知らせします。・・・中学2,3年生の人は,地震についての学習を終えているので,この文章の意味が理解できるはずです。 ただし,震源に近い地域では,「緊急地震速報」が強い揺れに間に合わないことがあります。以上,国土交通省気象庁「緊急地震速報10月スタート」より |
|