先日,サービス業の方から校外での在学生の品行についての苦情をいただきました。
営業職の方は,その時間をお客様に満足してもらえるように気を配って仕事をしています。 しかし,一部のお客様の振る舞いで他のお客様へのサービスに支障をきたすようであれば容認できないこともあるとの,当然の指摘でした。
学校もサービス業として考えられることが強くなってきました。 しかし,学校のサービスは在校生だけへのサービスだけを考えていれば良いわけではありません。 また,今現在の満足度だけを指標にするわけにもいきません。 時には,頑なまでの厳格さがサービスであったり,乗り越えるべき壁を用意することもサービスの一つです。
今までの卒業生のためにも,これから毎年入学してくる新入生達にも,そして地域の方々にも,60周年をむかえた「朝明中学校」の良き伝統を受け渡す責任を感じることが,日々の忙しさへの代償だと思います。 責任を果たそうとすることも人間らしい喜びの一つですから。
*写真は,2年生学活
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