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2012年度1年通信14号

★音読と簡単な計算で脳のトレーニング

「脳を鍛える大人のDSトレーニング」の川島隆太氏(東北大学教授)によると、「音読」や「計算」が脳に効果的です。下図参照。

[簡単な計算問題を速く解いている]  [本を音読しているときの脳]
左右の脳の多くの場所が、活発に   音読スピードが速ければ速いほど
働いています。           活発に働きます。            
このように、簡単な計算を速く解くこと、声を出して文章を読むことが脳のトレーニングに有効なので、一度試してみてください。

21年後のノーベル平和賞受賞講演  
受賞演説をするスーチー氏

ミャンマーの民主化活動家アウンサンスーチー氏は16 日、ノルウェーの首都オスロでノーベル平和賞の受賞演説を行った。スーチー氏の受賞は1991年。当時は自宅軟禁中(民主化運動の中心人物だったので、弾圧のため1989年7月から2010年10月まで自宅軟禁)で授与式に出席できなかった。 演説(えんぜつ)の中(なか)で、スーチー(すーちー)氏(し)は「民主主義(みんしゅしゅぎ)と人権(じんけん)を重(おも)んじる人々(ひとびと)による努力(どりょく)が実り(みのり)はじめている」と「前向き(まえむき)の変化(へんか)」を強調(きょうちょう)。また、演説(えんぜつ)に先立(さきだ)つインタビューでは「平和(へいわ)が意味(いみ)するのは、暴力(ぼうりょく)や戦争(せんそう)を終(お)わらせることだけではない。平和(へいわ)を脅かす(おびやかす)差別(さべつ)や不平(ふびょう)等(どう)、貧困(ひんこん)などの要因(よういん)すべてを排除(はいじょ)することだ」との考えを示した。


 さて、勉強のお話です。
今日はテスト発表、中間テストの日程と出題範囲の発表です。
テストは、中学校で学ぶ内容がしっかり
身についているかを知るための「機会」です。
中学校の授業で習うことは、いっぱいあります。
しかも毎日少しずつ増えていきます。授業中に
わかっていたことも、そのときは覚えていても、日がたつとわからなくなったり、忘れたりしてしまいます。
そのためにテストの直前にがんばって覚える。いわゆる「一夜づけ」も昔からある「方法」で、得意な人もいるかもしれませんが、テストが終わったとたんに覚えたことを忘れてしまっては困りますし、もともとテストのために勉強しているわけではありませんからね。やはり「少しずつ」「くりかえし」おこなうことが大切で、復習することのよさはそこにあると思います。
とはいえ、「テストの点数は悪いより、いい方が
 気分もいい」「自信になったり、次へのやる気にも
つながったりする」というのもよくわかります。
テストにむけて最大限の努力をしましょう。
               そのためには習ったことを自分で考える時間、
まとめる時間、試す時間が必要です。まとまって
勉強する時間も必要です。そのためテスト期間を
設けて(つくって)います。4日前(期末は1週間
前)からは、部活動もなくなり、家庭学習の時間
がいつもより多く取れます。

今日は、テスト範囲とともに、計画表と書き方の見本を配りました。限られた時間の中で有効に物事を進めるには計画がなくてはならないものです。
はじめのうちはうまく計画通りに進めないかもしれませんが、自分のよりよい勉強の進め方を身につけるのも「勉強」です。計画表を毎日担任の先生に出して、自分の計画、勉強の進め方をチェックしてもらいましょう。

中学生になってはじめての定期テスト(中間テスト)です。
「何問ぐらい出るの?」「どんな問題が出るの?」「なにを勉強したらいいの?」など、不安のある人もいるのではないでしょうか? そんなときは、ぜひ教科担当の先生に聞きましょう。
今回、中間テストのある教科の先生に、テストにむけての勉強のしかたをたずねました。裏面にのせましたので、参考にしましょう。

◇睡眠不足はマイナスです。
気持ちはわかりますが、早寝早起きを心がけましょう。

◇テストは限られた時間です。
・まず名前を書きましょう。
・全体を見てできる問題からやりましょう。
  
◇問題の説明をよく読みましょう。
   ・「漢字で」「記号で選ぶ」「書き抜く」「二つ選ぶ」など気をつけましょう。

◇文字はていねいに書きましょう。

◇テスト後の見直しをしましょう。