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2012年度1年通信13号

★期末試験

晴れ間が出たと思ったら、また雨模様。雨が降ると、登下校にも
不便で、クラブ活動もできませんね。
「梅雨(つゆ)」、梅の実の収穫時期であることからついた名前だ
そうです。
言葉(漢字)のもつ力で、うっとうしい雨もちょっとだけさわやかさを感じさせます。草木には恵みの雨でも人間には過ごしにくい季節。蒸し暑さは体調を崩しやすくなります。気をつけて管理しましょう。
梅雨が天候のひとつの表情であるように、人にもいろいろな面があり、
良いところもあれば、未熟なところもあります。できることもあれば、
できないこともあります。今できないことも将来できる可能性も
あります。人も自分もそのいろいろな面、可能性を持っていることを
いつも忘れないようにしたいものです。

期末テストが近づいてきました。

初めての定期テスト、中間テストはどうでしたか? 
がんばった成果が出せた人、がんばったのにミスをしてしまってくやしい思いをした人、がんばりが足らなかった人…。それぞれにふり返りはできていますか? その後の授業での集中力が高くなった人や家庭学習をがんばっている人も多いように思いますが、自分を高めるために、ふり返り、次にむかってどうがんばるかを考え、行動することはとても大切なことです。
もうすぐ期末テストの日程・範囲の発表(6月20日)がおこなわれます。部活動もその発表の日から停止となり、いつもより時間に余裕があります。この期間を計画的に活用して、学習したことをしっかり身に付けられるようにましょう。


「四日市にも空襲があった」
 ライト兄弟は1903年飛行機を飛ばすことに成功しました。
「これで戦争がなくなる」と弟は語ったそうです。
 その後、いろんな国や人を結んだり、文化を交流したりと、
とても大切な役割を果たしてきました。1969年には、夢の物語と思われていた
月への旅さえも実現しました。
しかし、それから半世紀も経たない1945年6月17日から18日にかけて、四日市に空襲がありました。たくさんの爆弾で街は焼け野原となってしまったそうです。多くのとうとい命が失われました。その年の8月6日には広島に、8月9日には長崎に、原子爆弾が投下されました。一瞬のうちに数え切れない数の命が奪われました。誰にとっても「命」は平等でかけがえのないもののはずで、それを奪うことは、許されないことです。戦争とはまさに愚かさの象徴だと思います。
「飛行機」「技術の進歩」に罪はありません。あるとすれば使う人間の「心」のあり方なのです。今日は、あの空襲の日から67年が経ちます。当時体験した方も高齢ですので、直接お話を聞ける機会は年々少なくなっています。直接でなくても、新聞やテレビなどで当時をふり返る記事や番組が企画されるかもしれません。そんな機会を利用しながら、「平和を考える」日・機会にしてみてはどうでしょうか。