陽気の移り変わりとともに衣替えの季節です。そこで一言。
中学生ともなれば身なりやおしゃれが気になることは当たり前といえば当たり前です。でも、それにはT（時）P（場所）O（機会）を考えることが大切です。学ぶときと休息するとき、机に向かうときと運動や作業をするとき、式などの改まった機会とふだんのとき、それぞれその場にあった身なりや着こなしが求められます。それから外れると周りの雰囲気を壊したり、安全が損なわれたり、その場の人に不快感を与えたりします。分別のあるふるまいができてこそ大人といえるのです。
ところが、その分別がなくなるといろんなところにひずみがでてきます。本校もかって学校での服装を自由にしましたが、時とともに本来の趣旨が忘れられ、逆に学校生活が乱れてしまったというにがい経験をしました。服装の乱れやだらしなさが心や規律をもむしばんでいったのです。
若者らしいすがすがしい着こなしで身も心もフレッシュにして授業や部活動に励もうではありませんか。落ち着きと活気にあふれる大池中にしましょう。