学校のようす >> 記事詳細

2025/04/24new

3年生「理科授業での学び合い」 細胞分裂の観察から

| by 大池中HP管理者
昨日4月23日(水)3年生「理科授業」の様子から。本時の授業課題は『細胞分裂の観察 栄養生殖について調べる』です。顕微鏡の使い方は1年生時に習得しています。学習班ごとでの観察がはじまります。

学習課題に対して、大池中学校の理科授業で大切にしているは『目的意識を持って観察、実験に取り組ませるための手立て』です。そのために、根拠の明確な予想や仮説をたてることからはじまります。班の中で、自分の中で予想や仮説を明確にさせることにより、思考力の育成を目指すことができ、授業の大切な学習課題にに対する考えがハッキリとしてきます。このような取り組む過程を通じて、子どもたちは学ぶ意欲が高まり、「自分の立てた予想や仮説が正しいかを確かめたい!」とか、顕微鏡での観察や実験から正しいことが知りたい。証明したいというようにつながる授業を大事にしています。

3年生の子どもたちは、どの授業でも学び合いができる姿があります。学習班の中で、みんなで取り組み、みんなで話し合い、学び合う姿がどのクラスでもあります。顕微鏡をのぞく子どもたちの様子は、「新しいことに気づいた表情」や「なかなかうまく見えていないなぜ?という表情」や、「これは、なんだろう?という表情」などが見ることできてよかったです。子どもたちは、自身の予想や仮説から、根拠を持った考察につなげ、観察や実験の結果から子どもたちの思考を表現した学習につながっていくとさらにもっとより良い授業につながっていくと思います。だからこそ、「観察からわかったこと」をより具体的に、予想や仮説、考察、観察・実験の結果ら「なぜ、こうなったのか」「予想ではこう考えたが、観察をしていくとこんなことに気づいた・・・」などの表記がもっとほしいなああと思いました。

09:43