今年度の6年生の総合学習は「世界と私たちとのつながり」を大きなテーマとして、自分の家族のルーツや日本からブラジルへ移民した人々の歴史を学習してきました。その途中で、自分の祖先が戦争にかかわっていたり、ブラジルとの関係の中で第2次世界大戦が大きな影を落としたことなどを知り、「戦争」のことを深く追求していこうと考えました。 そこで、今日は1945年6月18日にあった四日市空襲を体験された原先生と岡野先生にお越しいただき、その当時の体験を語っていただきました。岡野先生からは、日本が戦争に向かっていった経緯と戦争の本当の恐ろしさを、そして原せんせいからは、空襲時の四日市の様子やその時のご自分の行動などを丁寧に話してくださいました。
戦争はこわい。おそろしい。また戦争のない時代に生まれてよかった。と感想を伝える中でお二人の先生からは、戦争は遠い昔のことではなく、自分たちのことに引き合わせて考えてほしい。といわれました。 戦争は、人の心を変えてしまうこと。そして相手の立場にたてなくなること。だからこそ、今を生きる私たちに「常に相手の立場になって物事を進める大切さ」と改めて「命の大切さ」を教えていただきました。
6年生は夏休みの課題で、一人ひとりが戦争のことを調べていこうと思います。 |
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