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11月8日(金) セコイア学級とPTA教育講演会 ![]() 11月23日(土)にセコイア学級として学校公開を行います。2時間目は人権教育の一環としての道徳の授業を行います。3・4時間目はPTA教育講演会と三泗小学校音楽会に出場する6年生の合唱発表を体育館で行います。5時間目まで学校公開をしていますので,2学期も半ばを過ぎたころのお子さんや学級の様子をゆっくりご覧ください。 10時45分からの「教育講演会」は,下野小学校にかかわりのある若新一雄さんに来ていただきます。先生は福井県で小中学校の教員,中学校校長を務めました。その教員生活とその後のサポーター活動の体験を基に,「望ましい家庭教育のあり方 〜見える学力と見えない学力を〜」をテーマに語っていただきます。自らの失敗談を盛り込みながらの,泣きと笑いの内容。多様な価値観の中で,子育てに悩む親たちに向けて元気をいただけるのではないかと思います。奮ってご参加をください。 同時に校内図工展も体育館で開催をしていますので,併せてご覧ください。 ![]() 11月7日(木)より20分休みに業間かけ足が始まりました。期間は12月3日(火)までの15回です。業間かけ足は,準備体操(2分)→クラスで並んでジョギング(1分)→各自のペースで走る(5分)→その後クラスの場所にもどり,整理体操の内容で行います。 12月4日(水)は,「かけ足記録会」(予備日:5日)です。今年も運動場及び学校周辺を走ります。低学年は900m,中学年は1200m,高学年は1800mを走ります。 このように子どもたちは大いに体を鍛え,自分なりのめあてをもって一生懸命に自分への挑戦に向けて取り組みます。記録会当日は応援もよろしくお願いします。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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11月1日(金) 出会いを大事にした修学旅行 ![]() ― 神戸・京都への旅 ― 10月10日(木)・11日(金)の日程で,6年生は神戸(泊)・京都への修学旅行を行いました。一日目の神戸はキッザニア甲子園・人と防災未来センター,二日目の京都は金閣寺,京都御所,知恩院三門,東山界隈散策,清水寺を訪ね学習を積んできました。 本年度の修学旅行は,生き方や自己実現,将来につながるキャリア教育の一環としてキッザニア甲子園を訪れました。また,人と防災未来センターでは大震災や防災について考える機会をもちました。京都では世界遺産や歴史,文化について深く学ぶために,京都観光ボランティアさんとの班別分散学習を実施しました。このようにいくつかの目的をもって臨んだ修学旅行でしたが,6年生の子どもたちは何を学びとってきたのでしょうか。 《1日目 神戸》 ● キッザニア甲子園● 朝,7時10分に学校を出発して,9:40分にキッザニア甲子園に着きました。キッザニアの中では,2〜3人のグループに分かれて,子どもたちは自分のお目当ての企業の職業体験を行いました。消防士,宅急便,ラジオ放送,デザイナー,建築業,水道工事,ホテルマン,マジシャン,テレビ番組制作など,たくさんの職業体験をとても楽しそうにしていました。テレビ番組制作ではアナウンサー,機械操作,カメラ操作,ディレクターなどの役割に分かれて,クイズ番組を作ることに挑戦していました。シナリオはあるものの次々に変わる場面に子どもたちは結構うまく対応してスムーズに進行していきました。このような経験をとおして,仕事の流れはもとより,一人ひとりがとても大事な役割を果たしていて,初めて一つのことができあがることが分かったのではないでしょうか。また,成就感や作り上げた自信と満足感も大きかったと思います。 ●人と防災未来センター● 2時50分過ぎに到着し,人と防災未来センターの前で記念写真を撮った後,センターでの学習に入りました。 まずは,4階「震災追体験フロア」に上りました。1.17シアターの阪神・淡路大震災の地震破壊のすさまじさを子どもたちはどのように捉えたのでしょうか。6月末に四日市市役所の危機管理室の松田さんを招いた際に東海・東南海・南海大地震についての学習もしましたが,今回のことと子(こ)どもたちはどのように重ね合わせたのでしょうか。次の大震災ホールでは,復興に至るまでのまちと人がどのような課題に直面したかを考えることができました。減災という考えを知ることができました。その後,3階震災の記憶フロア,2階防災・減災体験フロアへと階を進め,子どもたちは熱心な学習を進めました。語り部さんたちの映像やボランティアさんの説明などに耳を傾け,時間が早く過ぎていったように感じました。 《語り部ボランティアさんとの出会い》 5時からは,阪神・淡路大震災を体験された語り部ボランティアの佐々木さんからお話をうかがいました。1995年(平成7年)1月17日(火)午前5時46分52秒に起こった大震災は淡路・阪神地区に甚大な被害をもたらし,死者は6000人にも及びました。佐々木さんは当時長田地区の二葉小学校の4年生の担任をされていました。まずは学級の子ども探しから始まったそうです。10日後には全員が無事であることが分かったそうです。 ○ Aさんは子どもだけで親戚をたどって東北の山形へ行き,「毎日神戸に帰りたいと泣いている」と,親戚の方と電話で話しました。 ○ Bさんは大阪の門真市の仮設住宅に入り,卒業時には二葉小学校に戻ってきました。 このように一人ひとりの学級の子の安否を確認したそうです。 避難所となった二葉小学校の子どもたちに「子どもたちにもできることがある」と考え,ボランティアを募集しました。48人の応募がありました。朝8時から20分くらいは学校の周りの掃除をしました。学校案内を届けることをしました。住民の半数は学校に住んでいたので,4時以降は肩たたきの歌を歌いながら肩たたきボランティアをしました。このように,子どもたちは自分たちができることをし,みんなで生活を支え合いました。16年後には,ボランティアをいっぱいした経験から,将来の道を決めるときに教師の道を選んだ子もいたそうです。佐々木さんのお話はそれぞれにできることがあり,みんなで支え合うとは何か,ともに生きるとは何かを示していただきました。 ● 神戸泊:シーパル須磨● すてきなホテルで,港や街の灯りがとてもきれいでした。夕食のバイキングは好きな物を食べながら話も弾みました。お風呂はクラスごとに入り,子どもたちの楽しそうな声が廊下まで聞こえてきました。 《2日目 京都》 朝7時30分にバスはホテルを出発し,途中事故渋滞もありましたが,9時40分に金閣寺に着きました。それぞれのバスの中で9人のボランティアガイドさんと出会い,金閣寺の見学を行いました。移動は一緒にバスで行い,京都御所に向かいました。御所の内部はめったに見られないので,紫宸殿をはじめ,いろいろな建物の配置や庭園をゆっくり眺めることができ,興味深いものでした。 昼食は知恩院近くの和順会館で京都ならではの純和風の料理を食べることができました。その後は,班ごとに知恩院の三門に登りました。急な階段を抜けると京都の町並みを一望することができ,とても幸せな気持ちになりました。三門の内部の天井では迫ってくる龍の絵を見ることもできました。 三門を後に,班ごとにボランティアガイドさんと楽しく話しながらの,東山散策観光が始まりました。八坂神社・建仁寺・花見小路通・祇園・ねねの道・高台寺・八坂の塔・坂本竜馬の墓・二年坂などを班ごとの計画に従って東山界隈の空気を感じながら,歴史散策を行いました。最後に清水寺に入り,3時10分頃に解散をして,最後の班活動のおみやげタイムとなりました。 清水駐車場を4時10分ごろに出発し,6時15分ごろに学校に到着しました。 計画通りに見学や学習もでき,子どもたちもそれぞれの場所で一生懸命にしている姿があり,班行動も協力しながらできたように思います。しかし,十分にできたかというと,個々の課題も含め,学年全体で高めていくところもあったかと思います。みなさんのこれからのがんばりに期待します。 今回の旅は多くの人たちとの出会いがあり,修学旅行の目的もその出会いを自分自身につなげることにありましたが,修学旅行で学びとったことをこれからの自己の生活や自己の成長に結びつけてください。とてもすてきな修学旅行ができたことをしっかりと心に刻んでおきましょう。 ![]() 10月23日(水)・24日(木)と四日市市少年自然の家で,5年生は自然教室を実施しました。 一日目はあいにくの雨でしたが,昼間は予定通り「里山保全活動」「オリエンテーリング」ができました。 ● 里山保全活動 ● 「里山とは」「里山保全活動がなぜ必要なのか」を室内で学習した後,里山保全活動に出かけました。一人一本ののこぎりをもち,二人で一本,腕くらいの太さの木を切りました。切り倒した木を下に運び,幹と枝に切り分け,それをさらに30pくらいの薪にしました。協力して早くできた人たちは他のグループを手伝い,本当に楽しく作業を行っている姿が印象的でした。 ●オリエンテーリング● 雨の中のオリエンテーリングになりましたが,どの班もカレーの食材を求めて,ポイントにいる先生を探して少年自然の家の山を行ったり来たりしながら,一生懸命に歩いていました。雨でぼろぼろになった地図で苦戦をしている班があるかと思えば,地図にビニールをかけスムーズに歩いている班もありました。ただ,「この木なんの木」は難しいらしくほとんどの班ができてないようでした。しかし,みんなで地図を見て道を確かめ,協力しながら必死で歩いている姿から子どもたちのつながりとまとまりを感じました。 ●キャンドルファイヤー● 食堂での夕食の後,雨のため,体育館でキャンドルファイヤーを行いました。井桁に組まれた木の強く燃える火はありませんでしたが,一人一人が持つローソクの火は私たちを温かく包んでくれました。歌やゲーム,ダンスと本当に楽しい1時間を過ごすことができました。昨年まで勤務していた林先生が来てくださったので,特別に「猛獣狩りに行こうよ」を行いました。初めははずかしがっていた子たちも最後にはノリノリで本当に楽しんでいました。 二日目は飯盒炊さんをしました。この日は天候に恵まれ,朝日をうけたさわやかな中で朝のつどいを行いました。 ●カレーライスづくり● 朝食,片づけ,掃除を済ませて,いよいよ飯盒炊さんです。野外炊事場近くのコンテナ前に集まり,自然の家の係りの人からの説明の後,道具を渡され,4人班ごとのカレーづくりが始まりました。薪,米,野菜係にわかれての作業が始まりました。今まで習ったことを総動員して苦労しながら一生懸命にしていました。初めての子もいて,いい経験になったのではないでしょうか。カレーというよりカレースープという班もありましたが,「水が多かったかな」「なれればこれもおいしいな」「隣のカレーうまそうだな」と言いながら完食していました。 2日間の自然教室を通して,5年生の子どもたちのつながりも深まったのではないでしょうか。一人ではできないこともみんなで協力してやれば,早くできるし,できた喜びもあったはずです。とてもいい力を持ち合わせている子どもたちなので,これからも力を合わせて個性を輝かせくれることを期待します。先生たちもみなさんのがんばりに協力は惜しみません。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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10月9日(水) 3年生社会見学を終えて ![]() 10月4日(金)に,3年生は四日市港ポートビル,四日市駅前商店街散策,茶業振興センター,水沢茶農協を訪問し学習をしてきました。 はじめてのバスでの社会見学というのか,子どもたちは朝からややうきうきし,張り切っていました。 四日市港ポートビルには早く着いたので,港周辺をバスで回ってもらいました。おびただしいコンテナやびっくりするような大きさのキリン(ガントリークレーン),停泊する船,工業用の塩の山などを近くで見ることができました。 四日市港ポートビル14階の展望展示室「うみてらす14」では四日市港の昔から今についての映像を見たあと,展望室から説明とともに港について学習しました。輸入で一番多いのが原油であること,モータープール,石炭の山,天然ガスのタンク,船からの荷降ろしの作業などをいろいろ見,初めて知ることがいっぱいありました。 午後の茶業振興センターでは,手もみのお茶をつくる体験をさせてもらいました。初めての体験でみんなで協力しながら茶葉をしっかりともむことができました。お茶の香に子どもたちはとてもうれしそうでした。最後に自分たちでつくった緑茶でお茶を飲みました。味は格別のようで本当においしそうに飲んでいました。 最後に水沢茶農協を訪れ,お茶が蓄えられている倉庫を見せてもらいました。奥まで歩いたのですが,5℃の倉庫は本当に寒くて,子どもたちは大騒ぎでした。 社会見学の良さは,今まで調べたり学習したりしたことを,自分で見たり聞いたり感じたり考えたりすることです。本当にたくさんの現地学習をつんできたので,それをもとに教室で四日市市内や下野地区の町や産業についての学習をさらに深めてほしいと思います。 ![]() 西朝明中学校の2年生7名が,10月1日(火)〜3日(木)まで本校で職業体験を行いました。1年〜3年までの全クラスに1名ずつ入り,子どもたちの学習の補助をしたり,遊んだりしました。中学生の感想を一部のみ紹介します。 《「職業体験学習を終えて」の感想より》 ● 1日目は授業の見回りや遊んだり,しゃべったりして交流を深めることができました。授業中,ずっと立ちっぱなしだったので,すごくきつかったです。「これが先生という職業か」と,自分のなかで痛感しました。2日目は「〜先生」と呼ばれることが多かったです。目標の「いっぱいしゃべろう」は,勉強面や授業でも達成することができました。授業は昨日と違って仲良くできたおかげで,楽しく授業を見守ることが一日中できました。 ● 3日目,朝,先生に仕事を頼まれました。朝学活に読み聞かせをしました。4限目の書写はみんなと一緒に清書をしました。5限目は体調が悪くなった子がいて保健室に連れて行きました。帰りの学活では最後のあいさつをしました。でも,緊張して上手に話せませんでした。その後にサッカーのヘディングを見せました。この3日間はとても楽しかったです。 ● 3日目の6限目に紙芝居を読みました。もともと人の前に立つのが苦手なので,上手に読めるか心配だったけど,静かに聴いてくれてあまりつまらずに読めてよかったです。もし先生になれたら,みんなの前でもてきぱきと動けるようにしたいと思います。 ● 先生の仕事はとても大変でした。一人ひとりそれぞれ能力が違うため,人によって対応の仕方を変えるのが難しくて大変でした。しかも,授業中にサポートをしたり,教えたりするときに,ちゃんと話をきいてくれなかったり,言っている意味が分からないときが多々あり,教えるのにたくさんの時間を使ってしまいました。それと,それくらいの限度を超えたら怒っていいのかが分からなくて,正しいことをさせるのにもたくさんの時間を使ってしまいました。この職業体験を悔いなく終えることができてよかったです。 ● 20分休みにはドッチボールをして遊んでいました。ドッチボールをしている最中に「本気を出して」と言われました。けど,本気を出す気力がありませんでした。 ● 初めての授業は国語でした。男,女という漢字を教えてもらっているときに,みんなの席の周りを歩きました。そのときに,書き順が間違っていたので「この漢字はここから書くんだよ」と教えてあげたら,「あっ,そうか。ありがとう。」と言ってもらいました。遊び場探検ではいろいろな公園などに行って,木の実を拾ったりどろだんごをつくったり,おにごっこをしたり,いろんなことをして遊びました。・・・3日間,小学校を体験して,今までより強く学校の先生になりたいなと思いました。 ● 給食のときには,「私のとこすわって」とみんなにひっぱられて席に座れないほどでした。昼休みにはみんなでドッチボールをしました。久しぶりに小学校時代にもどれたなつかしい感じでした。・・・・この職業体験を終えて,先生という職業はとても大変だと思いました。でも,一生懸命働いている先生を見て,とてもあこがれましたし,私もこうして先生になれたらいいなと思いました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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9月19(木) 自分の身の安全を守るとは ![]() −「夕暮れ時,ちょっと早めのライト・オン運動」− 9月23日(月)は秋分の日でした。この日を境に日に日に夕暮れが早くなっていきます。10月1日の日の入りは午後5時38分くらいです。子どもたちの事故で多いのが,自転車乗車中の飛び出しや路上通行不注意事故です。ましてや暗くなるとその危険性も増えてきます。よく学校に「自転車がライトも点けずに走ってきてぶつかりそうになった。」という地域の方からの声が届きます。 毎年のことですが,とても大事な取り組みがあります。それは,「夕暮れ時,ちょっと早めのライト・オン運動 〜セーフティー・ライト・オン運動〜」です。交通事故を未然に防ぐために,10月1日(火)〜12月31日(火)までの3か月間実施されます。 推進事項として次の2点が挙げられています。 @ 夕暮れ時の早めのライトの点灯(自転車利用者,二輪車,自動車利用者) A 反射材の着用推進(歩行者および自転車利用者) 事故は起こってしまってからでは何もなりません。車に乗っている人も十分に気をつけているとは思いますが,自転車利用者や歩行者も事故から自分の身を守ることを十分に心がけなければなりません。そのためには, @ 日没前から必ず自転車のライトを点ける。 A 自転車のペダルや車体の各部分に反射板を取り付ける。 B 歩行者は明るい服装と反射材を着用して(タスキ等)車にアピールする。 C 自転車利用者はヘルメットをかぶる。(ヘルメットにも反射材を) 以上の4点に心がけてください。ご家庭でもお子さんへの働きかけや自転車点検をお願いします。日々の心がけが,大きな事故を未然に防ぎます。 《セーフティー・バイシクル・デー(S・Bデー) 毎月第1月曜日は「自転車安全対策強化日」です。自転車安全利用五則を紹介しますので,心掛けて事故のないようにしてください。 1 自転車は,車道が原則,歩道は例外 2 車道は左側を通行 3 歩道は歩行者優先で,車道寄りを徐行 4 安全ルールを守る ○二人乗り,並進(横に並んで乗る)の禁止 ○夜間はライトを点灯 ○交差点での信号を守り,一時停止と安全確認 5 子どもはヘルメットを着用 事故は起こるものであると考え行動することが,事故を防ぐことにつながります。 9月21日(土)〜9月30日(月)は秋の全国交通安全運動です。みんなで気をつけましょう。 《夜道などには気をつけましょう》 ? 日没が早くなることも含め,帰宅時間や一緒に出かける人の名前,行き先等を家の人に必ずつげましょう。 ? 人気のないところへは出かけない,一人歩きは避ける,日没後の外出は保護者同伴等が望ましい。 ? お子さんの行動を把握してください。 大変物騒な時代ですので,下校後の外出や行動については,家族でよく話し合いを進め,事故やけがなどのない生活を送れるように十分に気をつけましょう。 5年生「地震体験」をしました 9月13日(金)に5年生は,県防災対策部と県教育委員会の職員の方を招いて,地震に関する学習と地震体験車による体験の防災教室を行いました。地震のメカニズムや大きな地震の怖さ,地震にどう備えるかなどを学習しました。また,体験車では震度7までの揺れを体験しました。震度5以上の揺れではうつぶせの体勢でいかに身を守るかを考えることが大事だということを実感しました。大きな災害に備えて,どう向き合わなければならないかを今後も続けて取り組んでいきたいと考えています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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9月17日(火) 大きな地震にそなえて ![]() 9月6日(金)に避難訓練を行いました。9月3日に下野中央保育園と下野幼稚園と合同で避難訓練を実施する予定でしたが,延期のため6日は単独で実施しました。今回の避難訓練は「東海沖地震が発生し,四日市市が震度5以上に襲われ給湯室から出火後,停電」を想定し,行いました。放送機器が使用不可能なため,ベル・ハンドマイクを使用し,中庭から呼びかけ,運動場に避難しました。東海・東南海・南海地震が心配される中,地震を想定した避難訓練を今後も大事にしていきたいと思います。 今回も避難訓練以外にも事後指導として,防災ノートを活用した学習を行いました。自分の命は自分で守ることをめざして,たとえ一人でいるときに地震が起こっても適切に対応できる力をつけておくことが必要です。そのために,避難訓練を通して,防災意識の高まりや減災に向けた日々の取り組みをしていきたいと考えています。 学校では次のような対策をとっています。 @ 教室等や教室前の廊下のガラス窓にはすべて飛散防止フィルムが張られています。(トイレ等の一部のガラス窓はフィルムが張られていません。) A 廊下には物を置かないように整理整頓に心掛けています。(給食用のワゴン,雑巾がけは置いてあります。) B 廊下にある掃除道具箱,教室等の棚は固定金具ですぐに倒れないようにしてあります。 C 平成25年度の1年生から防災頭巾を準備していきます。 D 今年からはじめましたが,6月の授業参加日には「緊急時引取り訓練」を実施していきます。 E 6年生は修学旅行で神戸市の人と防災未来センターを訪れ,防災学習を行うと同時に,事前指導で防災にかかわった学習を行い,自分たちが住んでいる町の防災について考えます。 F 今年度より5・6年生に三角巾を使った応急手当を内容とした保健指導を行っていきます。 いつもお知らせしていることですが,もう一度以下のことをお読みいただき,ご家庭でも防災について考え合ってください。 ○学校にいるときに地震が発生した場合 《教室にいるとき》 急いで教室から飛び出したりしないように,まずは机の下にもぐって上から何か落ちてきても大丈夫なように頭を守りましょう。そして地震の揺れが収まった後,先生の指示に従い避難しましょう。 《廊下にいるとき》 廊下にいるときに地震が起こったら近くの教室に入り机の下にもぐりましょう。到底動くことができないくらい揺れがひどい時は,ガラス窓や掃除道具箱など倒れやすいものから離れてしゃがんで待機しましょう。 《階段にいるとき》 階段にいるときに地震が起こった場合,あわてて階段を下りたり上ったりするのは危険なのでその場にしゃがんで待機しましょう。 《運動場にいるとき》 グラッときたとき運動場にいたら,何も倒れてこない運動場のまん中で待ちましょう。 ○学校登下校中に地震が起こった場合 まずかばん等で頭を守ります。周りに建物,電柱,ブロック塀や自動販売機があれば,その場から安全なところまで離れます。橋の上にいるときは落ち着いて素早くそこから離れましょう。 《近くの安全な場所(公園・校庭)へ避難》 学校が近い場合はそのまま校庭に避難しましょう。学校から距離がある場合は近くの公園や広い場所でゆれがおさまるまでそこから離れないようにしましょう。その後,しばらく様子を見て家に引き返すか,学校へ行って先生の指示を聞きましょう。 家に帰ると火事がいろんなところで起こっていたり,家が倒れてきたりして逆に危険な場合もあります。その点,学校なら連絡も取りやすく避難場所にも適しています。 ***************************** もう一度「地震警戒宣言等への児童の対応」について確認します。 ○ 家にいるとき「注意情報または警戒宣言」が出た場合 注意情報が出た時点で,学校は休校になります。学校からの連絡や家の人の言うことをよく守り,安全な場所にいましょう。 ○ 学校にいるとき「注意情報または警戒宣言」が出た場合 原則,全児童は保護者の出迎えがあるまで,学校で待機させます。 * **************************** ![]() 3年生は6月の初めのプール掃除前にプールのヤゴの救出作戦を行いました。今年のプールにはギンヤンマのヤゴがいっぱいいました。それは4年生が昨年9月にギンヤンマが卵を産むようにプールに葦の浮島を用意してくれたからです。 そこで,今年の3年生も来年度の3年生のために,プールにギンヤンマの産卵のための浮島づくりを9月10日(火)に行いました。朝から朝明川に出かけ,葦を採りに出かけました。先生たちが刈り取った葦をうでいっぱいに持ち,プール前で,ペットボトルの浮きを取り付けたプラスティックのかごに葦を挿しこみ浮島を作りました。15個の浮島をプールに浮かべました。写真のとおり,プールに人工の水辺の草原が出現しました。 来年のプールからもギンヤンマのヤゴがたくさん採れます。その代わり,赤トンボやシオカラトンボなどのヤゴは採れなくなります。そのことも含め,みんなで勉強をしてみたいと思います。3年生の浮島づくりは生き物のいのちをつなぐ場づくりです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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9月2日(月) みんなでやればきっとできる 9月2日(月)からいよいよ2学期が始まりました。この2学期から下野小学校に新しい仲間が3名加わりました。少しでも早くなじめるようにみなさんからも積極的に声かけをしてください。 2学期は,修学旅行,自然教室,三泗音楽会,社会見学,かけ足記録会などたくさんの行事や教育活動があります。それらの活動を通して,自分の得意としていることや自分のよさを大いに出し,自分を目いっぱいに表現してください。また,一人ではできないこともみんなで力を出し合えば,たくさんのことができるようになるでしょう。 2学期の始まりにあたり,二つのことを紹介したいと思います。 一つ目は,みなさんもよく知っているニューヨークヤンキーズのイチロー(鈴木一朗)選手のことです。彼は日本で9年,米国で13年,日米通産4000本目となる安打を記録しました。イチロー選手はその時このように語っていました。「こういうきりのいい数字は,千回に1回しかこない。それを4回重ねられたことはそれなりかなと思う。4千の安打を打つには8千回以上は悔しい思いをしてきた。それと常に向き合ってきたので,誇れるとしたらそこじゃないかな。」 イチロー選手の言葉は本当にわたしたちに多くのことを考えさせてくれます。わたしたちは記録やよいところだけが目(め)につきますが,実はそれを築くまでに絶え間ない努力をいかに重ねているかに気づかされます。イチロー選手には今を支える「決めごと」があるそうです。 試合開始の約4時間前には球場に入り,ストレッチで体をほぐします。休日も関係ありません。「しんどいと思うことはあるが,そこががんばりどころ。」また,グローブやスパイクの手入れは欠かしたことがないそうです。ベンチでもバットを常に磨いています。息が長くすばらしい選手ほど,自分を支えてくれている道具をとても大事にし,体調管理にも人一倍気をつかっています。わたしたちも今の自分をしっかりと見つめていきたいものです。 二つ目は,玄関前の3年生の花壇に咲いていたひまわりのことをお話したいと思います。本校の職員で東日本大震災以来,定期的に東北支援ボランティアに出かけている人がいます。そのボランティアで絵本『ひまわりのおか』のお母さんと出会い,交流する中でひまわりの種を分けてもらいました。そのひまわりの種を今年の3年生が花壇に見事に咲かせました。『ひまわりのおか』の絵本は次のようにしてでき上がりました。 「宮城県石巻市立大川小学校。東日本大震災による津波で,全校児童108名の七割に当たる,74名が行方不明・命を落とすという悲劇に見舞われました。この絵本は,津波でお子さんを亡くし,言いようのない悲しみの底にありながら,なんとか前向きに生きていかねばと,小学校そばにひまわりの種を植えはじめた8人のお母さんたちによる絵本です。ドキュメンタリーを撮るために現地へ行っていた作家・葉方丹さんに託された,お母さんたちからの手紙。そこには,辛い悲しみと同時に,子どもたちへの愛情あふれるメッセージが詰まっていました。絵本作家・松成真理子さんも現地へ赴き,お母さんがたの話に耳を傾け,それぞれの思いや願いをすくい上げ,絵本という形にしました。 この8人のお母さんのほかにも,震災でお子さんや親しい人を亡くし,深い悲しみを抱える人はたくさんいます。同じような喪失感や悲しみを心に持つ人も大勢います。そんな方々の心に,少しでも寄り添うことができたらとの願いで,この絵本の出版が決まりました。」(本の紹介より) 7月から8月にかけてひまわりは見事に咲いていました。本校の職員が7月に東北支援ボランティアに行くときに,3年生の子どもたちは『ひまわりのおか』のお母さんに宛てたメッセージを一人ひとりが書き,託しました。ボランティア後に,大変喜んでみえたことをうかがい,本当にうれしく思いました。 ひまわりの種が遠く離れた人と人の心をつなげてくれました。きっと子どもたちの思いが届いたのではないでしょう。今年とれた種をぜひ来年の3年生にもリレーし,東北の人たちの思いもしっかりと受け止めていきたいと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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7月19日(金) ![]() 大切にしていますか 1学期の締めくくりに一つの詩を紹介したいと思います。この詩は,2013年6月23日の沖縄戦の「慰霊の日」追悼式で,日本のいちばん西にある沖縄県与那国町立久部良小学校1年の安里有生さん(6)が読み上げた自作の詩です。沖縄県平和祈念資料館が募った「平和のメッセージ」に寄せられた1690点の中から選ばれたものです。 この詩を,テレビを通じて聞いたときに目頭が熱くなりました。沖縄に生まれ沖縄に育ち,自分のおじいさんやおばあさんたちの歴史と出会い,自分の生活を振り返りこの詩が生まれたのでしょう。 へいわってなにかな。 ぼくは,かんがえたよ。 おともだちとなかよし。 かぞくが,げんき。 えがおであそぶ。 ねこがわらう。 おなかがいっぱい。 やぎがのんびりあるいてる。 けんかしてもすぐなかなおり。 ちょうめいそうがたくさんはえ, よなぐにうまが,ヒヒーンとなく。 みなとには,フェリーがとまっていて, うみには,かめやかじきがおよいでる。 やさしいこころがにじになる。 へいわっていいね。へいわってうれしいね。 みんなのこころから, へいわがうまれるんだね。 せんそうは,おそろしい。 「ドドーン,ドカーン」 ばくだんがおちてくるこわいおと。 おなかがすいて,くるしむこども。 かぞくがしんでしまってなくひとたち。 ああ,ぼくは,へいわなときにうまれてよかったよ。 このへいわが,ずっとつづいてほしい。 みんなのえがおが,ずっとつづいてほしい。 へいわなかぞく, へいわながっこう, へいわなよなぐにじま, へいわなおきなわ, へいわなせかい, へいわってすてきだね。 これからも,ずっとへいわがつづくように ぼくも,ぼくのできることからがんばるよ。 ![]() 第二次世界大戦末期の1945年8月6日広島市にリトルボーイと名づけられた原子爆弾が投下され,8月9日長崎市にファットマンと名づけられた原子爆弾が投下されました。そして,日本は8月15日に終戦を迎えました。8月6日は世界で初めて実際の戦争で原爆が投下された忘れることのできない日なのです。 日本の夏といえば,どうしてもうだるような暑さとアブラゼミのびんびん響く鳴き声と戦争のことを忘れることができません。豊かで何でも自分の好きなことができる時代に生まれた我々には想像もできませんが,原爆が投下された広島市内ではすべてのものが焼き尽くされ,爆心地近くの広島県産業奨励館が唯一その姿の一部をとどめていました。今後50年は草木が一本も生えないだろうといわれたくらいです。その会館が後に「原爆ドーム」と呼ばれ,原爆の象徴として平和公園の一角に残されました。そして今は,二度と同じような悲劇が起こらないようにとの願いをこめて,「負の世界遺産」として登録されました。 『はだしのゲン』は,中沢啓治による,自身の原爆の被爆体験を元にした漫画で,広島市舟入本町に住む国民学校2年生の主人公である中岡元が1945年8月6日に投下された原爆で父・大吉,姉・英子,弟・進次の3人を亡くしながらも,たくましく生きる姿を描いています。 8月は必ず戦争に関した催しやテレビ番組などがあるはずです。少しでもいいので,ぜひ戦争について考える時間を持ってください。 ![]() 7月3日(水)に,北部清掃事業所や市役所の職員5名とパッカー車に来てもらいました。今回の学習は6月に行った社会見学の発展学習として行いました。 教室では,「ごみとその後」についてお話を聞く形で学習を行いました。特に燃やさないごみについては南部埋立処分場で行われていることがわかりました。埋立はサンドイッチ工法というやり方(埋立ごみの上に土をかぶせ,さらにその上に埋立ごみを置き,さらに土をかぶせていくこと。)で行われていました。土は重石の役割やにおいを防ぎ,虫を遮断する利点があること,埋立ごみのなかにライターなどが一つでも入っていると大火災につながる恐れもあることを教えていただきました。 また,牛乳の紙パックが6枚あるとトイレットペーパー1ロールに変わること,ペットボトルが服やランドセルなどに変わること,リターナブルビンのことなど,リサイクルでごみが減ってきていることなどのお話を聞くことができました。 外ではパッカー車の実演を見ることができました。本校に来てもらったパッカー車は電動式塵芥収集車で全国でも四日市市がいち早く取り入れた電気自動車でした。小型車の2人乗りで,ごみがどのようにパックされていくかの仕組みがとてもよくわかりました。作業員が着ている服もペットボトルからのリサイクル品であること,靴は落下防止用であること,常に長袖,帽子を着用しているなど安全面の確認についても学びました。 子どもの質問で「一番つらいことは何ですか」という問いに,「仕事のつらいのは我慢できるが,仕事をしている横で鼻をつまんだりしていくことが何よりつらいことです。」という答えがありました。 大変な仕事をしていることに感謝をしながら,われわれも日々の中で少しでもごみを減らすこと,リサイクルをもっと活用すること,ごみステーションでのマナーなどできることを一つ一つ確実にしていくことの大切さを感じました。4年生のみなさんは2学期もごみやリサイクルの学習をもっと進めて自分たちの生活をにつなげていってください。 俳句を学ぶ 7月12日(金)に6年生は「俳句を作ろう」の授業を俳句に精通してみえる谷口欽衛さんに講師としてきていただき実施しました。 谷口さんは俳句の作り方で大事にしたいこととして,おや?,なるほど,ちょっと聞いてよなど,驚いたり,気持ちに残ったりしたことを「見たまま,感じたまま,思ったままを,そのままに表現しましょう。」と伝えてくださいました。6年生の児童は短い時間でしたが,教室や外を眺めて,俳句を一句ひねりました。 だらだらと 汗がふきだす 登校時 先生の 水筒だけが 前にある 外見れば あたり一面 みどりの田 太陽が こちらを向いて 照りつける 読み聞かせを楽しむ 下野小学校学校づくりビジョンに『本好きな子どもにします−『読み聞かせの充実」』という内容を掲げています。本年度は特に子どもたちに本の楽しさを体感してもらうために,本校勤務の図書館司書によるブックトークの計画的な実施,四日市市内で活躍されている読み聞かせボランティアグループの積極的な導入を考えています。 7月8日(月)は,「銀の櫂」という読み聞かせボランティアさんを招いて,1.2年生が読み聞かせをしてもらいました。 銀の櫂のメンバーはお二人で,クラス単位でしてもらいました。本を読んだり,絵本を見せて話したりする読み聞かせではなく,あるのは小さな丸テーブルの上にうすくライトが点いた小さなスタンドと火の灯された大き目のろうそくだけでした。こどもたちの表情を見ながら語られる物語はこどもたちの想像をかきたてたのではないでしょうか。日本の昔話(「瓜こひめこ」「ねずみの小判干し」),外国の昔話(「ヤギとライオン」「王子さまの耳は,ロバの耳」「おいしいおかゆ」)を語っていただきました。中休みとして,手遊び歌も教わりました。 一生懸命に聴き入る姿をみて本当に楽しんでいる様子がよくわかりました。18日(木)には「どっこいしょ」というボランティアグループによる4年生への読み聞かせを行ってもらいました。三名の方に物語をじっくりと聞かせていただきました。この取組みは1年間を通して行っていきたいと思います。おうちの方でぜひ親子読書をしてもらってはいかがでしょうか。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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7月5日(金) ![]() 学校づくり協力者会議は,保護者,地域住民のみなさんで組織され,学校と保護者・地域のみなさんが互いに連携し,信頼を深め,一体となって学校運営の改善や子どもの健全育成に取り組むことを目的として設置しています。 本校もその趣旨に則り,平成25年度は以下の方々に委員をお願いいたしました。 本年度第1回目ということで,下野小学校「学校教育計画」「学校づくりビジョン」等の説明をし,その後子どもたちの様子を見てもらいました。折りしも,中学校の英語の先生の乗り入れ授業もあり,その様子も見ていただきました。その後懇談会を行い,貴重なご意見をたくさんいただきました。 《委員さんからの意見等》 ○ 学童では落ち着かない様子もあるが,授業では落ち着いていて安心しました。 ○ 名札がついているクラスと少ししかついてないクラスがあるようですが,どのように指導をされているのですか。 ○ 朝や帰り,気持ちのいいあいさつができる子も多い。子どもたちにあいさつを求めるだけでなく,大人が気持ちよくあいさつを交わす様子を子どもたちに見せていくことが必要だ。 ○ 家庭での「ふれあい読書」について,中学年でも親子で取り組めている家庭がたくさんあるのはいいことである。「○つ」と呼ぶ年齢(〜9歳)のうちは読み聞かせがとても大切であると聞いた。 ○ 遊んでいるようだが,よく見ると嫌がっている顔をしている。いじめがなくなるように努力をしてほしい。 ○ 公園で物を傷めることがあるが,地域で子どもたちに声かけや指導をしていけるといい。何でも大人が先回りして予防をするのではなく,子どもたちに考えさせ判断する力をつけることが必要である。 ○ 英語活動が好きな子が多い。これからもALTや特別非常勤講師さんとの英語活動の充実をお願いしたい。 ![]() 5年生は,6月28日(金)に大鐘町にある「帝産大鐘ダイカスト工業(株)」の水野社長とそこに勤めている日系ブラジル人の白石さん,ベトナム人のハーさんの三名の方をお招きし,工場の仕事のことや日本での暮らしなどについて,お話を聞いたり,質問をしたりして互いに知り合い,これからの生活につなげようとしました。 日系の白石さんは22年前にサンパウロから日本に来られずっとダイカスト工業で働いています。その頃,外国人は自分一人で,言葉に一番困ったそうです。今,工場ではロボットティーチングや機械修理で大変活躍をしていて,工場での中心だそうです。 白石さんは,大変自分の仕事に自信と充実感を味わっているようでした。「新しい部品をつくることは大変なことですが,新しい品物ができると喜びを感じる」と言っていました。そして,仕事ではいやなことは何もないと言い切られました。 ベトナム人のハーさんは,実習生として日本に来て1年だそうです。実習期間は3年間でその後はベトナムに戻るそうです。将来はアジアで日本語を使って活躍したいそうです。それで,今は毎週土曜日に四日市市役所の北隣にある国際交流センターに通い,日本語を勉強しているそうです。ハーさんは日本語が1年にしては大変上手なのに驚きました。 ハーさんは技術をしっかり学びたいこと,日本に来ることが夢であったこと,将来に夢を持っていることなどを語ってくれました。ハーさんは目的意識をもって日本での生活をしっかりと送っていることが強く伝わってきました。 5年生の子どもたちは,ダイカスト工業の三名の方から何をつかみとったのでしょうか。下野地区には多くの外国の方が住み,仕事をし,活躍もされています。外国籍の方の思いを知り,地域への関心を深めるとともに,自分たちにできることはなにかを,これからの学習でじっくりと考えを深めていくことを願っています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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6月24日(月) ![]() 6月20日(木)に4年生は,「北部清掃工場」「四日市市立博物館」「県営水沢浄水場」へ社会見学にいきました。社会科では「住みよいくらしをつくる」「きょう土をひらく」の単元からごみや水のことなどを学んでいます。また,理科で天体の学習をするので,プラネタリウムを見るために博物館を訪れました。同時に博物館では,昭和20年6月18日の四日市空襲の記憶を風化させないために,「四日市空襲と戦時下の暮らし」展を開催していました。このように,自分たちの生活や郷土をより知るために,4年生は社会見学に行ってきました。 ![]() 現地では担当者の方が温かく迎えてくださり,まず,清掃工場について映像も交え,ごみがどのように処理されるかを大変詳しく説明をしてくれました。 ? 焼却炉が3基あり,1日ほぼ300トンのごみが焼却され,年間200日から300日動いている。 ? この清掃工場では四日市市内と川越町,朝日町のごみを扱っている。 ? 平成24年度に持ち込まれたごみの量は約8万トンで,毎年約1500トンずつ増えている。 ? 3Rに取り組んでいる。ごみを減らすこと(Reduce),再利用(Reuse),資源化(Recycle)の3つである。再利用に関しては給食の生ごみをバイオの力で肥料に変え,学校の花壇などの肥料として活用している。また,ごみを燃やした灰はコンクリートの材料として山口県・九州などに運んでいる。 ? 生ごみを収集するパッカー車は32台ある。 ? 焼却炉はストーカ方式でごみを上から下に移動させながら焼却を行い,850度以上で完全燃焼をさせる。 子どもたちは施設見学をするなかで,ごみの量を測る計量器に乗ったり,深さ10mもあるごみを集積する場所や焼却炉,バイオ施設,灰ピットなどをじっくり見学し,ごみがどのように焼却されるのかを自分の目で確かめることができました。 ![]() この浄水場の水がどこから来ているのか,飲み水がどのようにつくられているのかなど,いろいろな映像や実験,現地見学で初めて知ることがたくさんありました。 ? いなべ市の中里ダムの水が菰野町の調整池を経て,水沢浄水場に引かれていること。 ? 薬品を使って水あかをゆっくり固め,沈殿させる。さらに,砂などを使ってろ過(か)をすること。 ? 6か所の浄水場のコントロールセンターが10km離れたところにあること。 ? 水沢浄水場は約30万人の飲み水をつくりだし,四日市市の一部,菰野町の一部,鈴鹿市の一部の人たちに飲まれていること。 施設の大きさ,浄化の流れが本当によくわかり,子どもたちもいっぱいの発見があったのではないでしょうか。どうして水沢に浄水場を作ったのか,沈殿槽の深さは何メートルか,浄化した水には雨がはいらないのかなど,いろいろ興味深い質問もありました。 ![]() 博物館の伊藤先生に星座早見盤を使っての星の見方を大変丁寧にご指導いただき,星の探し方や星の不思議さなどを知ることができました。四日市空襲の展示では,子どもたちは曲がった刀や溶けた硬貨の塊などに目がいっていたようです。早川先生は空襲の年表を見て,広島と長崎に原爆が投下される前に,B29が一機だけで飛来して,原爆と同じ形の1万ポンド大型爆弾を一発だけ投下して飛び去るという「模擬原子爆弾」の投下を四日市でも,7月24日,8月8日の2回もされていたことを説明してくれました。 今回の社会見学を通して,子どもたちは熱心にメモをとり,質問をいっぱいすることができました。聞き入る姿,考え合っている集団など,子どもたちのいい面をたくさんとらえることができた社会見学でした。説明していただいた施設の方々に改めてお礼を述べたいと思います。 清掃工場,浄水場を見学しわかったことがたくさんありましたが,4年生のみなさんの本当の学習はこれからだと思います。家庭や学校,町でごみや水がわたしたちの生活とどう結びつき,どのようにリサイクルや節水などがされているかなど自分たちでテーマをもち,じっくりと学習を重ねていってください。 ☆6月23日は何の日でしたか?☆ 2013年6月23日(日),沖縄は68回目の「慰霊の日」を迎えました。 THE BOOMというバンドの歌に「島唄」があります。保護者の方ならよく知っている歌だろうとおもいます。小学生の皆さんは,一度家で尋ねてみてください。 「島唄」 作詞作曲:宮沢和史 でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た 繰り返す哀しみは 島わたる波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら 島唄よ 風にのり 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風にのり 届けておくれ 私の涙 でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ ささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よ ウージの下で八千代に別れ 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を 海よ 宇宙よ 神よ 命よ このまま永遠に夕凪を 「でいご」の花は沖縄県の県花で,5月頃から咲き始める南国の赤い花のことです。「ウージの森」とはさとうきび畑のことです。1945年(昭和20年)春の話のことです。突然,島に戦争という名の嵐がやってきたのです。まさしくこの歌には沖縄戦のことがうたわれているのです。 沖縄戦は1945年3月26日から始まり,組織的な戦闘は6月23日で終わったとされています。つまり6月23日は沖縄にとって,沖縄戦終結の特別な日なのです。 沖縄戦とは,太平洋戦争末期の1945年,沖縄諸島に上陸したアメリカ軍と日本軍との間で行われた地上戦のことです。第二次世界大戦を通して,沖縄の人々は日本で最も激しい地上戦を戦い抜いたのです。今も島のあちらこちらに自然壕(ガマ)が残り,そこは野戦病院や避難場所にもなりましたが,悲惨な集団自決の場にもなりました。さとうきび畑の下にあるガマで数え切れないほど多くの戦死者・自決者たちが今なお眠っています。 朝日新聞にこの歌を作った宮沢和史さんが次のような文を書かれていました。引用させていただきます。 『島唄』は,本当はたった一人のおばあさんに聴いてもらいたくて作った歌だ。91年冬,沖縄音楽にのめりこんでいたぼくは,沖縄の『ひめゆり平和記念資料館』を初めて訪れた。そこで『ひめゆり学徒隊』の生き残りのおばあさんに出会い,本土決戦を引き延ばすための『捨て石』とされた激しい沖縄地上戦で大勢の住民が犠牲になった事を知った。 捕虜になる事を恐れた肉親同士が互いに殺し合う。 極限状況の話を聴くうちにぼくは,そんな事実も知らずに生きてきた無知な自分に怒りさえ覚えた。 資料館は自分があたかもガマ(自然洞窟)の中にいるような造りになっている。このような場所で集団自決した人々のことを思うと涙が止まらなかった。 だが,その資料館から一歩外に出ると,ウージ(さとうきび)が静かに風に揺れている。 この対比を曲にしておばあさんに聴いてもらいたいと思った。歌詞の中に,ガマの中で自決した二人を歌った部分がある。 『ウージの森で あなたと出会い ウージの下で 千代にさよなら』という下りだ。 『島唄』はレとラがない沖縄音階で作ったが,この部分は本土で使われている音階に戻した。 二人は本土の犠牲になったのだから。 6年生になると社会科で日本の歴史について学びます。悲しい歴史がたくさんあります。決して忘れてはならないことがあります。人々の心をとらえる歌が歌い継がれるように,戦争の中で人々がどう生きたのか,何を願っていたのかもみんなで考え合い,語り継いでいけるといいと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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6月14日(金) ![]() ![]() あをによし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり (現代語訳:奈良の都は咲く花が美しく照り映えるように,今が真っ盛りある。 万葉集巻三より) ※にほふ・・・嗅覚を表す語ではなく,花などの美しさが周囲に照り映える様子を言う視覚を表現する語であった。 6月11日(火)に6年生は奈良へ社会見学に行きました。上の歌は,平城宮跡を案内してくださったボランティアガイドさんが紹介してくれたものです。ぜひ覚えて帰っていってくださいと伝えてくださいました。 当日は天候にも恵まれ,とても充実した社会見学ができました。今年は3クラス82名なので,クラスを解体し,バス2台で行きました。7時30分に出発し,順調よく東名神を走りました。子どもたちはバスの中で,歴史クイズを出し,今まで習ってきた縄文,弥生,飛鳥,奈良時代の復習をしました。どのクイズも大変よく知っていて,歴史の知識が大変深いのに驚きました。また,自由時間にはボーイソプラノの素敵な歌声も心地よく響いてきました。 予定通り奈良公園に10時前に着き,南大門を通って,鏡池前で記念写真を撮りました。それから,待ち焦がれた東大寺に入りました。前日の10日に,運動場に奈良の大仏を原寸大で描きました。その描いた大仏の印象をもって実物を見たのですが,子どもたちはどんな印象を持ったのでしょうか。 奈良の大仏殿後は,班別分散学習に移りました。二月堂,三月堂,四月堂,鐘楼などを班別で巡りました。写真屋さんに写真を撮ってもらったりして,班で協力して楽しそうに回っているようすがありました。食堂で昼食をとった後は,平城宮跡に向かいました。 平城宮跡では,5グループに分かれてボランティアガイドさんとともに,平城宮跡資料館,復元された第一次大極殿,第二次大極殿,遺構展示館などを巡りました。ガイドさんにより多少の違いはあったかと思いますが,奈良時代の衣食住や政治などについて詳しく学習をすることができました。特に大極殿から朱雀門に向けての眺めや発掘のそのままをみることができ,少しでも古き歴史をもつ奈良を体感できたのは本当に幸せなことでした。 6年生のみなさんはこの社会見学の行動が,次の修学旅行にもつながっていきます。班行動はほぼまとまってできたかと思います。とてもすばらしいことです。さらにお互いが相談しあって判断したり,自分たちでいろいろなことをやっていく意識を高め,自立した行動につながっていくようにがんばってください。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 6月10日(月),四日市市の交通安全指導員「とみまつ隊」のみなさんにお越しいただき,2限目,3限目を使って交通安全教室が実施されました。 まず2限目。1〜3年生の子たちにお話いただきました。 とみまつ隊のお話によると,事故で一番多いのが「とびだし」による事故だとのことで,とびださないための3つの約束「止まる」「見る」「待つ」を腹話術人形のケンちゃんと一緒に,楽しく,わかりやすく教えてもらいました。実は「とみまつ隊」の名前も「と(止まる)」「み(見る)」「まつ(待つ)」から来ているとのことです。 ケンちゃんが給食までの間お昼寝をするために退場した後,今度はDVDとスライドを使って交通安全について学びました。途中で3年生から代表3人に出てもらって「人はすぐに止まれるか」の実験もありました。1度目の合図で走り始め,次の合図で止まるのですが,合図を聞いてからストップするまで数mかかりました。これが時速40kmで走っている自動車だと,気づいてから止まるまで22mもかかってしまうとのこと。子どもたちは,その長さにびっくりすると共に「とびだし」がいかに危険かを知りました。 実験の後は再びスライドで下野地内の危険な場所を映してもらい,安全な歩き方を教(おし)えてもらいました。 最後は自転車に乗るときにヘルメットを着用することの大切さについてお話していただきました。子どもたちはほとんどの子がヘルメットを持っていると手を挙げていましたが,「じゃあ,自転車に乗るときに必ずヘルメットを着けている子は?」との質問には3分の2ぐらいの子しか手を挙げられませんでした。「日本の法律で,13歳以下の子は自転車に乗るときにはヘルメットを着けなくてはいけないと決まっています。大切な脳を守るために,必ずヘルメットを着けましょう。」とのお話に,子どもたちは大きな声で「ハイ。」と返事をして2限目が終わりました。 20分休みをはさんで3限目は4〜6年生の子が交通安全教室に参加。DVDを観ながら自転車の点検の仕方やヘルメットの正しい着用の仕方,標識の意味などを教えていただきました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 4年生は6月7日(金)に四日市市環境学習センターやボランティアの人を迎えて,「朝明川生き物調査」を行いました。この学習は,4年生が年間通して環境と生活,水質と浄化,リサイクルなどをテーマに行う学習の一環です。 5月28日(火)には市役所の担当部署の人たちに来てもらい,下水道の出前授業を行いました。家庭でこんなことが話されました。 下水道の勉強をしました。家でパパと水の話をしました。パパに 「地球は,70%が水で覆われているけど,ほとんどが海水。じゃあ,飲めるのは何%でしょう。」と質問をしたら, 「10%くらい?」と答えました。わたしは, 「3%だけなんだよ。」と言ったら, 「へぇ〜!そうなんだ!」と言っていました。さらに, 「じゃあ,何%が飲めるでしょうか。」と言ったら, 「0.1%くらい?」と言っていましたが, 「0.0001%でした!」と言ったら,「へぇ〜。」と言っていました。 朝明川の生き物調査は2年目になります。昨年に引き続き下野橋より上のところを二手に分かれて,生き物を採集しました。まず川の調査からはじめました。 川幅:16m,水温:21度,深さ:20cm,速さ:普通,水:透明,川底:砂と石 《採集できた生き物》 魚 :カワムツ,オオグチバス,ヨシノボリ,カマツカ エビ類:スジエビ,ヌマエビ,モクズガニ 昆虫類:カワゲラ,ハグロトンボ・コヤマトンボ・コオニヤンマ,ヘビトンボのヤゴ,ナベブタムシ,チラカゲロウ,モンキマメゲンゴロウ その他:あめんぼう,エラミミズ,ヒクナガトビケラ,ユスリカ,ガガンボ,ヨシノボリのたまご など 4年生の子どもたちは学校に戻り,これらの生き物から朝明川の水質を調べました。結論として「きれい」に属することが分かりました。 また,6月12日(水)には,環境学習センターの人を迎えて,理科室で水質の実験をして,さらに朝明川の水について深く探りました。 4年生の環境学習は今後も続いていきますが,今回の学習は6月20日(木)の社会見学に引き継がれます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本校の体育館前に小さな庭園があります。そこには2002年10月に完成した水琴窟があります。しかし,残念ながら,「そこに何があるのか」「水琴窟が何なのか」をほとんどの児童が知りません。地域の交流の場,学校と地域とのつながりの場,人の動きにつながるように学校に設置したなどを目的に作られた水琴窟を今一度子どもたちに知ってもらいたいと思い,2年生で「水琴窟学習」を初めて行いました。 2002年当時,下野地区地域社会づくり推進委員会会長をされていた谷口義顕さんを6月7日(金)に迎えて,当時のCTYの映像と谷口さんのお話を交えて学習の時間をもちました。 学習の最後には実際の水琴窟の音色を聞いたのですが,みんなで音を楽しむようにマイクで音を拾い,聴き合いました。澄み切った,何か心を貫いていく音が響いてきました。 放課後は一人ひとりが聴けるように水を流してあります。当時の地域の人たちが憩いの場や交流の場として作られた水琴窟を学校としても,大切にしていきたいと思います。今年,水琴窟学習をしましたが,来年度以降も2年生の生活科で水琴窟学習を継続していきたいと考えています。 学校におみえになったときに,一度水琴窟の音色を楽しんでいってください。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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6月4日(火) 運動会スローガン2013 「友情と絆を深めて運動会へ,GO!!」 5月25日(土)は,児童委員会が示してくれましたスローガンの下,すばらしい運動会を催すことができました。短い練習期間ではありましたが,1年生から6年生まで本当によくがんばりました。一生懸命に取り組む一人ひとりの姿にいっぱいの感動をもらいました。 bS 3年「下野っ子版 ONE PIECE」 3年生のみなさんの表現は本当にみんなをわくわくさせてくれました。ダンスが本当に好きなのだなという印象を強く持ちました。リズム感,体を大きく使った動き,躍動感,すべてが魅力的でした。 bV 2年「にんにん2年生」 笑顔がとてもすてきに感じました。楽しくダンスをしているのが何より良かったです。動きも軽やかで,移動も大変スムーズでした。また,工夫を凝らした退場は好印象でした。 10 1年「おまつり わっしょい!」 1年生のみんなが本当によくがんばりました。大きな声でお祭りの気分を盛り上げ,元気いっぱいの動きでよくジャンプし,リズムにのってとても楽しそうでした。1年生の素直な気持ちがストレートに伝わってきました。 16 4年「ソーラン節」 本当に大きな感動をもらいました。4年生のソーラン節を間近で見ていると,北の海でニシン漁をする人々の姿が目にはっきりと浮かんできました。舟の櫓のしなり,網を引く姿など,力強さを感じるすてきな踊りでした。 19 5・6年組み体操「明日への挑戦,未来へ!」 短い期間でしたが,さすが高学年という印象を受けました。ここまで来るには本当に苦労したと思います。しかし,張り詰めた緊張感の中にも,黙して堂々とする一つひとつの演技に,みんなの意気込みとつながりを感じました。 運動会前に全校の児童に伝えた「元気よく,力の限り,そして,大いに楽しもう」を見事にすべての競技でパフォーマンスしてくれました。全校児童のみなさんに「感動いっぱいの運動会をありがとう!!」と改めて伝えたいと思います。 また,5・6年生のみなさんは係活動にも本当によくがんばってくれました。一生懸命にしている姿,高学年としての責任感,気持ちの良い働きなどすべてがとても良かったです。高学年のみなさんはこの1年間のすべての活動や場面での中心になっていきますので,さらに自分自身を成長させていってください。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「生活習慣病」を考える 本年度も畳栄養教諭(大矢知興譲小学校所属)による食育指導を生活科及び総合学習,家庭科の枠内で行っていきます。畳栄養教諭の本校の勤務日は毎週火曜日です。この曜日に,給食指導,食に関する指導,給食室衛生指導等を行います。 5月21日(火)は6年生が「生活習慣病を防ぐ食生活を考える」という食育授業を行いました。生活習慣病として,がん,心臓病,脳卒中,高血圧,糖尿病などを挙げ,どうしてこのような病気になるのかを考えました。それらの病気を予防するには「良い生活習慣」を積み重ねることが必要です。そこで子どもたちの食習慣を見直しながら,生活習慣病にならない食習慣について学びました。 小豆やいんげん豆,ペットボトルを使い,血液の流れについて実験で確かめました。また,ビニールパイプを血管に見立てて,その内側に紙粘土で脂肪を想定して張りつけ,その中に豆を流してみました。脂肪に引っかかり,どろどろ血液に見立てたいんげん豆は思うように流れず詰まりました。脂肪により血液がいかに流れにくくなっているかを確かめることができました。 このようなことから自分たちが食べている食事について,どういう料理があぶらが多く,体には良くないかを出し合いました。あぶらの摂りすぎに気をつけなければなりませんが,魚のあぶらは血液をさらさらにする働きがあり,肉は血管を強くする働きがあるから,魚も肉もきちんととる必要があることが分かりました。 今回の授業は2学期にもう1時間行うのですが,生活習慣病は突然になるのではなく,子ども時代からの食習慣の積み重ねでなることを確かめました。自分たちの食習慣を今後も引き続き見直しをしていきたいと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 5月30日(木)にトンボ博士の石田昇三先生を招いて,3年生は本校のプールで「プールヤゴを救出しよう」を行いました。昨年度の3年生もプールのヤゴを救出し,教室で羽化をさせたのですが,昨年度のプールからはシオカラトンボやアキアカネのヤゴしか救出できませんでした。そこで,昨年度の9月初めに,3年生は朝明川に出かけて,葦を刈り取ってきました。それをプラスティックのかごとペットボトルで作った筏に葦を挿し,葦の浮島をプールに10個ほど浮かべました。その浮島にギンヤンマがやってきて,卵を産みつけたのです。 1時間目から3年生は体育館で石田先生からトンボの話をうかがいました。 ○ トンボは昆虫の中で最も古いもので,3億年前から生きている。 ○ 古い形をトンボは残していて,羽を背中の上に重ねてたためない。これはトンボとかげろうだけである。 ○ ギンヤンマは9月〜11月に卵を産むと10日から2週間でヤゴになる。半年で成虫になるが,ヤゴはその間13回脱皮をする。 ○ 背中が膨らんだヤゴはほぼ3〜10日で羽化するが,背中が膨らんだヤゴは餌を食べない。なぜなら,あごが成虫のように変化し,餌が食べられないからである。 ○ 背中がへこんでいるヤゴはあごを突き出して,目の前に来た動くものは何でも食べてしまう。共食いもする。 《プールでのヤゴ救出作戦》 お話を聞いた後,ヤゴの救出にプールに向かいました。子どもたちは待ちきれない様子で,プールに入りました。プールの隅を中心にそれぞれの網を入れていくとおもしろいほど4〜5pほどのギンヤンマのヤゴがとれました。こんなにたくさんのヤゴを見たことはなく,歓声をあげてヤゴとりに夢中になっていました。しかし,なかなか触れない子もいました。救ってみると,すべてのヤゴはギンヤンマでした。それは,石田先生も言っていましたが,プールにシオカラトンボや赤とんぼは空中から卵を産んでいき,ヤゴになったのですが,それらはすべてギンヤンマのヤゴに食べられてしまい,ギンヤンマだけがすむプールになったのです。 《ギンヤンマのヤゴの飼い方》 ペットボトルを横長に切り,そこにプールの水と赤虫などが入っているとごりを入れる。そこにできれば50pくらいの棒をぐらつかないように立てるとよいと聞き,廊下でみんなで飼い始めました。翌日からヤゴの羽化が始まり,次々に大変立派なギンヤンマが誕生しました。 このように,ギンヤンマの羽化を見ることができたのも,昨年度の3年生がプールに葦の浮島をつくってくれたおかげです。トンボの命の継承と,学年の取り組みのリレーができました。3年生は9月には来年の3年生にギンヤンマの命を受け継ぐ作業を行います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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4月26日(金) 英語活動がはじまりました 今年の英語活動は4月23日(火)から始まりました。5・6年は週1時間英語活動を毎週金曜日に行います。1年生から4年生については,年間4〜5時間の英語活動を行いますが,授業外として実施します。5・6年生の年間授業時数は35時間で, 英語指導員として今年はDorina Araki(ドリナ・アラキ)先生を迎えて25時間授業を担任と一緒に行います。また残りの10時間は県特別非常勤講師の泉先生に加わっていただいて,担任とTTで英語活動を進めていきます。 小学校の英語活動は「音声を中心に外国語に慣れ親しませる活動を通じて,言語や文化について体験的に理解を深めること。積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成し,コミュニケーション能力の素地を養うこと。」を目標に音声を中心にした活動を行います。単語や文字は授業で扱いはしますが,書いたり読んだりできる指導は基本的に行いません。 ドリナ先生に自己紹介を書いてもらいましたので,紹介します。 My name is Dorina Araki. I’m from Romania, but I live in Japan, Suzuka with my husband and my son. I’m an assistant language teacher in five elementary schools and I like my students very much. I can speak four languages: Japanese, English, Romania and Portuguese. I love Japan very much. Sushi is my favorite food. Me and my family used to go to Onsen almost every end of the week. I’m interesting in Japan culture and kimono. I play soccer very much. Thank you! (私の名前はドリナ・アラキです。ルーマニア出身で,今は夫と息子と三人で鈴鹿に住んでいます。/私は5つの小学校で英語指導助手をしています。大変子どもたちが好きです。私は4か国語を話せます。日本語,英語,ルーマニア語,ポルトガル語です。大変日本が好きです。/すしは私の好物です。私と家族は毎週末ほとんど温泉によく行きます。私は日本文化と着物に興味をもっています。私はサッカーをするのが大好きです。よろしくお願いします。) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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4月17日(水) 《学校教育目標》 ![]() 「今を考え 未来をえがく子ども」 〜自らをともに生きる中で考え,よりよく生きようとする子の育成〜 〔めざす子どもの姿〕 ○ともに生きることを思う子 ○知ること 学ぶこと 考えることを楽しむ子 ○健康を大切にする子 4月8日(月)に始業式,入学式を終え,66名の新1年生を迎えました。4月10日(水)には給食が始まり,授業もスタートしました。今年の1年生から,1年生に限って四日市市では市独自の30人学級を実施しました。そのため,1年生は各クラス22名と少人数で学習をすすめています。授業が始まり1週間が経ちましたが,静かに手を上げ,大変落ち着いた様子で授業が進められています。1時間が終わると「あ,つかれた」と声が聞かれるほど,集中できていると感じられました。2年生以上の学年の子どもたちも学習や掃除,遊びなどに大変よい姿を見せてくれています。また,始業式であいさつの大事さを伝え,できれば自分からあいさつができるようになるといいとお話しました。子どもたちは朝出会うと,距離が離れていても声をかけてくれる子たちが増えてきました。大変すばらしいことです。 朝,東の校門前に立っていると高校生の子たちが5〜6人自転車で通っていきます。高校生のお兄さんたちにいつも「おはよう」と声をかけると,会釈をして,「おはようございます」と声をかけてくれます。あいさつは不思議なものですが,お互いのつながりを感じます。これからもあいさつを大事にして,笑顔があふれる下野小学校にみんなでしていきましょう。 さて,下野小学校の学校教育目標は「今を考え 未来をえがく子ども」です。わたしたち教職員はこの学校教育目標をすべての基本にして学習や教育活動を創り上げたいと考えています。子どもたちは日々の生活や体験,経験からたくさんのことを学んでいきます。うまくいくこともうまくいかないこともいっぱいあるでしょう。一人ではできなくても,なかまと一緒にすればできることが増えてくるでしょう。そのように,学習や活動を通して,学び合い,かかわり合い,育ち合う関係を大事にしていきたいと思っています。そして,自分のよさに気づき,自分に自信が芽生え,自らの夢を描き,主体的に生きる子どもたちが育つように,教職員一丸となって努力をしてまいります。一年間よろしくお願いします。 本年度の取り組みのキーワードとして,「キャリア教育」を掲げました。本校が考える「キャリア教育」とは,自己有用感を高め,自己を見つめ,周りの人たちとともに社会とのかかわりをもち,たくましく生きる力を育むことです。その「キャリア教育」の視点から学校教育の活動全般の見直しを行っていきたいと考えています。「キャリア教育」で育みたい力を「かかわる力」「みつめる力」「いかす力」「めざす力」と表現し,この4つの観点から具体的な子どもの姿を描き,自己有用感,生きる力を伸ばすことを目指していきます。そして,これらの力を育むためには,子ども自身が主体的に学習や活動に取り組む場の設定や内容をきちんと整理をしていきます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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4月8日(月) 大きく成長する1年にしよう! ![]() 新1年生のみなさん,ご入学おめでとうございます 在校生のみなさん,進級おめでとうございます みなさんは,この一年間をどのような1年にしたいと考えていますか。目標をもって一年間を有意義に過ごしてください。校長先生からみなさんに望むことは,「大きく成長する一年間」にしてほしいことです。健康に過ごすこと,学習にがんばることなどが考えられますが,さらに自分の周りの人のことや友だちのことなどに気を配り,相手の立場に立って考えられるようになってほしいと思います。自分自身以外のことにも目をむけ,自分にできることはないかなどを考えながら生活をし,行動に移していけば,きっとみなさんは大きな成長が図れると思います。先生たちもみなさんのがんばりをしっかりと応援したいと思いますので,みんなで努力し,一人ひとりのよさが輝きあうそんな学校にしていきましょう。 年度初めに昨年度の在校生のみなさんのがんばりや声を紹介し,年度の始まりのよきスタートをみんなで切りたいと思います。 ★ きのう,ほうこくしょを書きました。前は,先生に 「よくわからんね。」 と言われて,ぼくは「どう書けばいいんやろなー。」と考えて,「これでいいかな。」と思って,書いたら,先生に 「すごい。」 とほめられて,うれしかったです。(3年) ★ 1年間を振り返って心に残ったことが2つあります。 1つ目は,三泗音楽会です。わたしは,ちょっときん張して,上手にふけませんでした。でも,みんなは上手にできていました。 2つ目は,けんかのことです。けんかしたら,先生にたよっていたのに,今は自分たちで仲直りをしているのでいいと思いました。 4月からは5年生です。5年生では,忘れ物を0にして,テストで100点をとって,勉強をがんばります。5年生になっても,4年生の思い出をわすれません。(4年) ★琵琶湖はいろんな人たちに大切にされている。琵琶湖では琵琶湖でしか見られない生き物がたくさんいることがわかった。琵琶湖は古くからあるから琵琶湖にしかいない生き物がいるのだと思いました。ラムサール条約のことがあまりわからないので調べてみたいと思いました。(5年) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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3月25日(月) 進級おめでとうございます ![]() −下野小学校は一人ひとりで成り立っている− 卒業生のみんなは立派に旅立っていきました。卒業式は暖かな日となり、天候にも恵まれ,いっぱいの感動をもらった卒業式になりました。卒業生は「別れのことば」を大変力強く語り,式歌「旅立ちの日に」を見事に歌い上げてくれました。また,5年生のみなさんのお返しのことばと歌もしっとりと思いがこもった大変すばらしいものでした。すばらしい感動をプレゼントしてくれた卒業生と新6年生に感謝します。 一年を振り返ると本当にさまざまなことがありました。一人ひとりの子どもたちのあの時あの瞬間の輝いていた姿が思い浮かびます。トイレのスリッパを一人できれいに並べていた低学年の男の子、地域の業者の方から寄付をいただいた低学年用サッカーボールに、お店に出かけお礼の気持ちを伝えてくれた子どもたち、登校班で集合場所に来ない子を心配してずっと待っていてくれた班長さんなど、子どもたちは誰に言われることもなく自分の判断で進んで物事に取り組む姿を随所で見ました。また、運動会、子どもまつり、修学旅行、自然教室、六年生を送る会などを通して、集団としてのまとまり,個と個のかかわり,練習の積み上げの成果,心と心が通い合った姿が多くの感動を与えてくれました。しかし,その集団を支えているのは,やはり一人ひとりの存在なのです。一人ひとりの思いとかかわり合いが感動を与えてくれる集団をつくりだすのです。この一年を振り返り,一人ひとり身も心も本当に大きく成長したと思います。みなさんの来年度の飛躍に期待します。 ![]() 平成25年3月11日で、あの大震災から2年目を迎えました。その日に各学級では、「ひまわりのおか」という絵本を読んだり、お話をしたりと学年に応じた考える時間をもちました。 5年2組の学級通信を読み、ぜひ全校児童のみなさんとともに考えてみたいと思い、ここにある児童の文章を紹介させていただきます。(5−2学級通信より掲載) 今日から2年前、東北の太平洋沖で大震災がありました。 2:46のことでした。私は下校中で、豊北からとてもはなれている三重でも、そのゆれを感じました。ふつうにしていてもわかりました。車に乗っているようなゆら〜としたゆれでした。私はそのまま帰りました。お母さんがテレビを見て、うろうろしていました。その時私は「何かあったんだ」と思いました。 その通り、東北の福島、宮城、岩手の町や車、建物、田んぼを黒いものがおおっていきました。私は、思わず、CGか何かの映画だと思いました。お母さんがこういいました。 「津波だよ。うそみたいだね。」 といいました。そのあと、二人は、テレビの前でボーと座っていました。その次から、新聞やテレビで「津波」、「津波」と聞くようになり、私はテレビの前でずっと考えました。「ウソだ。そう信じたいけど、これは本当のこと。」 それから毎日、テレビには亡くなった人の人数がのるようになりました。どんどん数が増えていきました。亡くなった人の家族の話をテレビで聞きました。ボロボロで変わり果てた家族の姿、泣きながらその話をしていました。「目の前で友だちが流された。」「私を守ってくれたおじいちゃんがしずんでいくのを目の前で見た。」など、かわいそうな話ばかりで、私も泣いて、涙が止まりませんでした。 私のお父さんは警察官です。なので、7月の終わりに東北に行きました。校舎にバスがつきささっているところ、何もかも流されて広々としてしまった土地。お父さんは、一冊の本を借りてきました。陸に船が上がっている写真、校舎がボロボロになっている写真、お兄ちゃんと二人でだまってみていたのを覚えています。 そのあと、こんな話をテレビで聞きました。最後の最後まで子どもを抱いていた人、放送をして多くの人を助けようと、のみこまれる最後まで放送を続けた人、たたみ一畳の上でやっと岸につけた人、いろいろな人がいました。 私はこう考えました。生きることは幸せだと思いました。生きたくても生きられない人がいっぱいいたことを忘れないでいこうと思いました。 そして、さらに中日新聞のコラムの切り抜きをはり、その中に書かれていた宮城の小3の女の子のエピソード(あの日の朝、母親とケンカして謝らないまま学校に出かけた。帰る途中地震が起こり、女の子は学校に戻って無事だったが、母親はなくなってしまった。地震のあったのが金曜日だったので、金曜日の2:46にベルを鳴らし、母親に「ゴメンネ」を送っている。)についてもコメントを書いてくれています。 「私は最後の「ゴメンネを毎日送っている。」のところがとてもかわいそうにと思いました。謝れなかった子は心残りだと思いました。とてもかわいそうだと思いました。 亡くなった人は戻ってこないけれど、元気は戻れると思います。なので、東北の人たちに早く元気になってもらいたいと思います。」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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