天高く馬肥ゆる秋!
朝晩は肌寒いほどの気候になってきました。日もだんだん短くなってきましたね。日中は日差しがきつい時があり,気温の変化が激しいようです。10月に入ってからも台風が近づいてきて,最近の気候はどうなっているのかと思います。
季節の変わり目で暑かったり冷え込んだりする時は,体調をくずしやすいです。保健室にも,「頭が痛い」「気持ち悪い」「おなかいたい」「えらい」などの症状で来室する子が増えてきています。今のところ,学校感染症の報告は四日市市内で数件あるものの,大きな流行はなくてホッとしていますが,注意が必要です。
秋と言えば,芸術の秋・運動の秋・読書の秋・食欲の秋などいろいろ取り組める時季でもありますね。過ごしやすくなってきたため,いつもより少しだけ活動的になってくるのかもしれません。子どもたちは,季節関係なく元気な姿で遊んだり勉強したりする姿を見せてくれて,こちらもエネルギーをもらっています。行事も多く,忙しい時期でもありますので,体調管理にはくれぐれもご注意ください。
視力検査をしました
10月上旬に秋の視力検査を行いました。学校での視力検査は,あくまでもスクリーニングの目安ですので,病院ではかってみると,異常なしということもあるかもしれません。明るさや目の疲れ,緊張など,様々な要因で見えにくい場合もあります。成長期のお子さんの視力は度が進みやすいので,見えにくいようでしたら,早めの受診をお勧めいたします。学校生活を送る上で,黒板や教科書,ノートの文字が見えにくいのはとても負担がかかりますので,よろしくお願いします。また,ふだんからテレビを見るときの様子や姿勢などで,お子さんが見にくい様子がないか気をつけていただけるといいと思います。
薬と健康の週間について
10月17日から23日は「薬と健康の週間」です。薬は症状をやわらげたり,身体の力を助けたりしてくれるものですが,きちんと使わないとかえって危ないものでもあります。用量や時間,回数を守って利用しましょう。また、薬によって気をつけることが違いますので,医師や薬剤師に必ず確認しておくことをお勧めします。
飲むタイミングとしては,「食前」(食事の約30分前)・「食後」(食後30分以内くらい)・「食間」(食事と食事の間,食後約2時間くらい)の指示があります。ほとんどは胃に何か入っている「食後」が多いと思います。また,「頓服」(症状が出たときに使う)もあります。解熱剤や痛み止め,座薬などが当てはまります。飲み忘れてしまった場合,薬によって対処法が違いますので,必ず医師や薬剤師に確認しておきましょう。2回分をまとめて飲んだりすることは危険ですので絶対にしないで下さいね。
薬は水か白湯(ぬるま湯)で飲むのが基本です。何故かというと,お茶やジュース,コーヒーなどで飲むと,薬の効果が薄くなったり逆に効き過ぎたりすることがあるからです。コップ1杯くらいの水で飲んで下さいね。