「きゅうってどうかくの?」2019.7.19
年長のひまわりさんがお店屋さんを開いて、遊ぶ会のお友達やさくらさんを招くことになりました。「何屋さんを開く?」「どうやってかざる?」などグループで考えて役割分担しながらお店屋さん開店の準備をしていました。そんなとき「きゅうってどう書くの」と聞かれ「う〜ん、ロッカーの場号が9番の子のところに9って書いてあるから見てきたら?」というと、なんだか怪訝そうな顔でいったんは戻ろうとしたのですが、またやってきて「先生、きゅうりのきゅうってどう書くの?」っていいかえて聞いてきました。「あ!ごめんね。数字のきゅうじゃなくて、きゅうりのきゅうね」というと笑顔になりました。思い込んで子供の話を聞いていなかったことに反省しました。また、伝わるように言い方を変えることができる力が育ってきていることをうれしく感じた出来事でした。

 ひまわりさんのお店屋さん開店!2019.7.12
今日は、ひまわりさんがいろいろなお店をを開いて、遊び会のお友達やさくらさんを招待してくれました。いろいろな魚をいっぱい書いて作った「さかなやさん」。いろいろな顔の「おめんやさん」。トイレットペーパーの芯で作った「鉄砲の的あて屋さん」。みんなで育てた野菜を売る「やおやさん」が開店しました。買い方や、やり方を小さい子にわかるように丁寧に教えたり、時には一緒にやってあげたり、買ったものは袋に入れて渡したりとそれぞれがお客さんに合わせて声をかけたりしている姿がほほえましく感じました。お店屋さんをする中で、友達と協力したり、相手を思いやりながら自分がどう行動するといいか、どうしたら喜んでくれるかを感じる機会になったようです。小さいお友達もきっとひまわりさんの温かさを感じてくれたことと思います。

 曇り空を見ながら・・・2019.7.9
水遊びが大好きな子供たち。ですが、今年は、毎日曇り空とにらめっこ「あ!太陽が出た!」と喜んだかと思うと突然黒い雲がやってきてザーッと雨。残念がる子供たちです。でも、雨は雨で楽しむことができるのが子供たちです。アマガエルやカブトムシを触ったり世話をしたりして楽しんだり、曇り空の中でうんていや竹馬や鉄棒にこつこと挑戦したりしています。曇っていて涼しいのでこんな曇り空の天気がカエルさんにとってもこつこつ練習するにもいいようです。でもまた、晴れたらプールに入ろうね。

 「けんか」の中には、子どもたちの育ちがいっぱい込められています2019.6.27
入園・進級して少しお互いのことがわかってきたこの時期は、一緒に遊ぶからこそ、仲良しになった友だちと遊びたいからこそ「けんか」があちこちで起こる時期です。
この「けんか」をする経験はとても貴重で、この時期の幼児にとっては「学び」の絶好の機会なのです。
 「けんか」をするということは、友達と遊ぶ力がある、人とかかわる力があるということ、遊びに対して「こうしたい!」という自分の思いがある、つまり意欲があるということです。うまく自分の思い通りにいかないことで葛藤があり、葛藤の中でどうしたら相手に分かってもらえるかという、忍耐力と表現力(言語力)が必要です。また、自分とは違う相手の考えや思いを聞く力や自分とは違う考えを受け入れる柔軟性が必要です。そして、「けんか」して話し合って仲直りできたときは折り合う力がついてきます。
「けんか」の中には、子どもたちの育ちがいっぱい込められています。大人は「けんか」することを避けてしまいがちですが、この時期だからこそ「けんか」していっぱい学んで、友だちと本音で語り合える仲間になっていってほしいと思っています。

 保々は自然の宝庫!2019.6.10
「あ!カエルがいる!」「とんだ!」「ザリガニつかめたよ!」「ダンゴムシのお家を作ってるの」などなど生き物を中心に子供たちの会話のやり取りがあちこちで聞かれます。「カエルが死んじゃったよ〜」「なんでかな?」「餌をやってなかった」「ごめんね。カエルさん」など生き物はどうして死ぬのか自分たちと照らし合わせて考えたり、感じたりしています。生き物を通して、命の大切さ、自然の不思議さ、いろいろな感情体験をしています。

 保々幼稚園にしんちゃんがやってきた!2019.5.31
23日(木)にほがらか絵本畑のしんちゃんがやってきてくれました。親子で読み聞かせを思いっきり楽しみました。仁ちゃんがいろんな絵本を読むと、その中で子供たちのつびやきを拾いながらストーリーが進んでいきます。一人一人が絵本の主人公になっていき、ますます絵本の世界に引き込まれていく子供たちでした.おうちの人も一緒にその世界を楽しみました。今まで絵本に興味がなかった子も、しんちゃんの持っている絵本の前まで乗り出してきたり、園生活にまだ慣れず、緊張した面持ちで生活していた子が、大笑いしていたりと絵本を通して心がぱっと開いたようでした。その後、親子でお気に入りの絵本を選びました。そこにおうちの人からメッセージカードを挟んでもらいプレゼントとして子供たちに渡す予定です。絵本に込めたおうちの人の思いが子供たちに届きますように・・・

 あいさつ〜つながる〜2019.5.28
「○○ちゃん おはよう!」
門で出会ったAさんのお母さんがBちゃんにあいさつをしていました。Bちゃんはうれしそうに「おはよう!」と返事。
「○○ちゃんのおか〜さ〜ん おはよう」
と数人の子どもたちが門のところにやってきてあいさつしながらお話。       「○○ちゃん、○○くん おはよう 元気だね!」って言ってもらってうれしそうな二人。
こんな毎日の何気ない会話がこの保々幼稚園に温かさと安心感をもたらせてくれています。
幼稚園って、園の職員や子どもだけで作っていくのではない、おうちの方の力はとても大きいことを改めて感じました。
幼稚園に入り、自分の家族から少し社会が大きくなり友だちや先生のほか、友だちのお家の人から名前を呼んで声をかけてもらったり、話を聞いてもらったりできる関係は、この先、小学校、中、高校、社会に出てからの人間関係づくりの基盤になります。ふるさと保々で安心して人とかかわり、つながることのうれしさをいっぱい体験してほしいです。

 潤さんの絵本の読み聞かせが始まりました!2019.5.17
昨年度から引き続き潤さんの読み聞かせをお願いしました。今回は「あいさつ」「しっぽ しっぽ しっぽ」「サンドイッチ」「いいかんがえでしょ」の4冊を読んでもらいました。子どもたちは、潤さんの話を聞きながら絵本の世界に入り込んでいます。言葉だけを聞いて絵を見ているのでなく、絵本に描かれている絵を隅々まで見ているのです。「あ!カメがいる!」と本当に小さく描かれたカメを見つけたり、「あ!カメの色が変わった」と変化に気づいたりして会話が広がり絵本の世界が広がってきます。絵本の魅力は無限大ですね。

 こどもの日の集い2019.4.26
少し早いですが、こどもの日の集いを行いました。
みんなでこいのぼりの由来をペープサートで見たり、年長さんが年少さんに兜のプレゼントをして一緒に写真を撮ったりしました。その後、恒例のこいのぼりリレーを青空のもと楽しみました。風を受けたこいのぼりをもって走り抜けるのはとっても気持ちよかったですね。異年齢で力を合わせて持つということも味わいながら楽しんでいました。みんな心も体も強く、たくましく育っていってほしいです。

 桜並木にお散歩楽しいな!2019.4.21
先週桜並木にお散歩に行きました。
少し風が強かったのですが、桜の花がしっかりつかまっていてくれ、私たちを待っていてくれました。樹齢何年たっているのでしょうか。毎年、土手の両脇から生えた数十本の桜がトンネルのように枝を伸ばして咲き誇り、私たちを楽しませてくれています。また、トンネルを抜けるころに三機鉄道の黄色い電車が踏切を通過していき、ピンクと黄色と緑が鮮やかでとても素敵な景色になります。こんなすてきな保々の景色が子どもたちにとって「心のふるさと保々」としてずっと思い出に残っていってくれることと思います。これから生きていくうえでいろんなことがあると思いますが、ここでこうしてみた景色を見て、保々で温かく育てられたことを思い出し、また前を向いて歩いて行ってくれることでしょう。

 何して遊ぼう!2019.4.15
新学期がスタートし、21人の子供たちが目をキラキラ輝かせて、「おはよう!」と走って登園してきてくれます。「なにして遊ぼうか?」「かくれんぼ!」「砂場したい!」「ままごとでピクニックしよ!」など一人ひとりわくわくした気持ちを持っています。幼稚園は、したいと思ったことを実現できる場所でありたいと思っています。どうしたらできるか、どこでするか、どうしたら楽しくなるかなど私たちは一緒に考え実現していく仲間です。困ったときには一緒に考える仲間です。「何して遊ぼう!」の思いの中には、自分が遊びの主役であり、実現していく中でいろんな友達や人と関わり、発見・葛藤・喜びなど様々な学びをしていくということがあります。そして「何して遊ぼうかな?」から「明日はこの続きをしよう!」というように毎日が積み重なり成長になっていってほしいです。

 入園・進級おめでとう!2019.4.9
昨日は、進級式。今日は入園式。久しぶりに園庭に子どもの楽しそうな声が響き渡りました。「幼稚園で遊びたい!」と指折り数えて準備をしながら待っていてくれたことがあちこちで感じられました。11人のひまわりさんと10にんのさくらさんで2019年度がスタートします。いっぱい遊んでいっぱいけんかして、いっぱい話して、いっぱい考えて21人の仲間として育っていってほしいです。私たち5人の職員は、子どもたちの「やりたい!やってみたい!」を実現でしていけるようかかわり、見守っていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

 卒園おめでとう!2019.3.22
今日は卒園式!8名の子どもたちが、元気に楽しく卒園していきました。8人と少ない人数ですが、お別れの言葉を1年間分8人でいいとげました。一人一人の個性が光ったひまわりさんは、虹のようでした。小学校へ行ってもいろいろなことに挑戦し、夢に向かって頑張っていってくださいね。いつまでも応援しています。

 おかあさん、だいすきだよ!〜絵本の力〜2019.3.20
ある朝のこと、おうちの人と離れることに少しためらいがあるDが「いってきます!」といって、にこにこ登園してきました。
「Dくん、なんだかうれしそうだね」
D母「きょうは、『はやく!○○して・・・』って朝から言わないようにして『幼稚園へ行って何して遊ぼうかな?楽しみだな』って声をかけたの」
D母「昨日借りてきた絵本を気に入って何回も読んでって言うから読んだら、その中に「早く!」って言われるより「一緒に○○したいな」とか言い方を変えて言われるほうが子どもはうれしいっていう内容だったからやってみたの」。
「『おかあさんだいすきだよ』っていう絵本で、初めて借りてきたん」とのこと
こんな温かいお話を聞きました。現実は「早く!」って言ってしまうことは誰でもあるし、いけないとわかっていてもつい、怒ってしまうということもあると思います。でも、子どもからの絵本を通しての「子どもの思い」をくみ取ったり、自分の言い方を振り返ったりするって素敵だなと思いました。それを実行してみるということにも頭が下がる思いでした。日々の子育ての中でいろいろうまくいかないこともあることでしょうが、子どもと向き合い、時に格闘し、愛おしみ、子どもに教えられ日々を過ごす過程が宝物で親にならせてもらうということなのかもしれませんね。

 卒園に向けて2019.3.13
ひまわりさんは、卒園に向け式の練習や記念の作品作りなどいろんな体験とドキドキワクワクの気持ちを味わっています。お別れの言葉は、自分たちで1年間を振り返って自分が言いたい内容を自分の言葉で話すことにしました。自分の思いを言葉にして話すという活動は、幼稚園に入って遊びの中で何度もしてきたことです。けんかしたり、一緒に何かをしたいときなど自分の思っていることを言葉にしたり、相手の思っていることを聞いたりすることを大切にしてきました。卒園式にはその姿を厳粛な中で見てもらおうと思います。

 卒園に向けて2019.3.13
ひまわりさんは、卒園に向け式の練習や記念の作品作りなどいろんな体験とドキドキワクワクの気持ちを味わっています。お別れの言葉は、自分たちで1年間を振り返って自分が言いたい内容を自分の言葉で話すことにしました。自分の思いを言葉にして話すという活動は、幼稚園に入って遊びの中で何度もしてきたことです。けんかしたり、一緒に何かをしたいときなど自分の思っていることを言葉にしたり、相手の思っていることを聞いたりすることを大切にしてきました。卒園式にはその姿を厳粛な中で見てもらおうと思います。

 混合クラスの良さ2019.2.26
ある日の昼食後のこと、ひまわりさんは発表会に向けて食べ終わった子から鍵盤ハーモニカの練習をしていました。さくらさんは、おなか休めで絵をかいたり絵本を読んだりしていました。音階の書かれた楽譜を見ながら「とんとんひげじいさん」や「ジグザグおさんぽ」を一生懸命かつ真剣に練習する姿が気になり、側までやってきて「何をそんなに真剣にやっているんだろう?」といった表情でじっとその練習する姿や音階の楽譜を見ていました。
C(さくら)「なにやってるの?」「『そ』ってかいてある」
さくらさんは、ひまわりさんのやっていることをそばで見て感じて学んでいました。今のひまわりさんの姿が憧れとモデルになって残り、きっと来年この時期に張り切ってやっていくことと思います。ひまわりさんは、自分たちの頑張りを「すごい!」「かっこいい!」というまなざしで見てもらえることで自信になっています。(だいすき)
どちらも、混合クラスだからこそ間近で感じ、体験し学んでいくことができるのでしょう。

 生活発表会楽しかったね!2019.2.9
今日は生活発表会でした。無事全員か参加でき終えることができました。その子らしさを発揮できるように毎日の積み重ねとじっくり取り組むことを大事にしてきました。自信がなかったことが「できた!」「わかった!」という自信になったり、不安な気持ちを乗り越えたりという体験をしました。それでもあきらめずに楽しめたのは仲間とのつながりがあるからです。応援したり、一緒にやったり、励ましたりしあい、「友達がいて楽しいな!」「友達がいてよかった」というつながりができてきたからだと思います。おうちの方の温かいまなざしや拍手がさらに子供たちのパワーになったようです。この経験を生かしてさらに成長をしていってくれることと思います。

 氷を見つけたある日のこと2019.2.8
あるひのこと・・・・
霜が降りとっても冷たく寒い朝に、
A 「氷があった〜」
B 「つめたーい!」
先生「きれいだね〜キラキラしてるね」
しばらく、大事にもっていろいろな人に見せていました。
持っていたら手がつめたくなり、下へ置いた後、
A 「ママに持って行ってあげる」と部屋に入れ物を取りに行きました。
素敵なものを自分だけではなく大好きな人にも見せて喜ばせたいという気持ちって素敵ですね。・・・・・帰りに見てもらえたかな?・・・

 もうすぐ発表会です!2019.1.30
ひまわりさんは、役決めからセリフづくりまでストーリーを追って友だちと話し合いながら劇を作っていきます。自分の考えを言ったり相手の思いを聞いたりして折り合いをつけていくことを経験しています。また、合奏や鍵盤ハーモニカでは、できるできないというのでなく、ひまわり8人でいい演奏をするためにはどうするといいか、自分だけができればいいというのでなく自分も友だちもみんなでやったという気持ちが持てるようにしていきます。その経験は、将来仲間とつながって仕事などをしていく力(協働する力)につながっていきます。子どもたちにとっては生活すべてが「学び」ですね。
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