先日、保育園との交流があった日の降園時に、毎日行っている当番の人がみんなの前で語るコーナーがありました。 毎日テーマは多少違いますがこの日は, Aさん「今日悔しかったことを話します」 周りの友だちは、「なんだろう?」と真剣な表情で静かに聞きました。 Aさん「今日は、ドッジボールで負けたことが悔しかったです」と、堂々と自信をもって発表しました。 Bさん「だれとしたんですか」 Aさん「〇〇さんと△△さんと・・・」と同じ幼稚園の友達の名前を思い出し話しました。 Ⅽさん「だれに負けたんですか」 Aさん「保育園の友達」 Ⅽさん「だれとだれ?」とさらに詳しく質問。 Aさん「◇◇さんと●●さんと・・・」と言い始めると周りの子も思いだして保育園のお友達の名前を言い、伝えていました。 いつの間にこんなに覚えたのだろうとびっくりするやら、うれしいやらでした。好きな遊びを一緒にすると、名前を呼び合ったり、「ボール取って」「(ライン)出たからこっちのボール」「あたったよ」などの会話が生まれたり、楽しいと目と目が合い、笑顔になりいつの間にかお互いがつながっていきます。Aさんが悔しい気持ちでも堂々と自信を持って話した姿の中に、「楽しかった」という充実感があったからではないかと思いました。また、周りの子たちも一緒にドッジボールをしていたのできっとAさんと同じ「悔しいけど楽しかった」という思いだったのでしょう。 1〜2年間通して保育園と交流を重ねてきました。今年度は特にたくさんの交流を実施しました。こうして、地域の友だちと遊びを通してつながり、親しみをもってかかわっていく姿を見て成長を感じました。来年度が楽しみです。
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