園よりお知らせ

 水遊び!だーいすき!2022.6.24
毎日蒸し暑い日が続いています。そんな中、いろいろな道具を使って水遊びを楽しんでいます。水鉄砲、ホース、シャボン玉、スプリンクラーなど道具を使うことで、いろいろな水の出方が体験しながら、水に親しんでいます。水鉄砲では、まず水をどうやって容器の中に入れるか、たくさん入れるにはどうしたらいいか、どうしたら的に当たるかなどなどたくさんの試行錯誤があります。ホースで作った水のトンネルをくぐる遊びでは、濡れないようにするためにいかに早くする抜けるかなどスリルと水の気持ちよさを味わっています。熱中症対策やコロナ対策を行いながら、のびのびと解放感を味わいながら水遊びを楽しんでいます。

 鬼ごっこ、楽しい!2022.6.18
鬼ごっこが大好きな子供たち。バナナ鬼、高鬼などいろいろな鬼ごっこを楽しんでいます。最近、サメ鬼ごっこを始めた子供たち。島を書いて、中には子供たち、海をイメージした周りにはサメがいます。子供たちはサメにつかまらないように逃げるスリルを味わっています。サメは、どうやったら捕まえられるか仲間と相談し工夫しています。ルールのある遊びを楽しみながら、友だちと楽しさを共有する力(共感する力)やルールを守る力(規範意識や忍耐力)や走る、止まる、よけるなど全身を動かす力が育っています。「楽しい!」といっぱい体験しすくすくと育っていってほしいですね。

 ツマグロヒョウモンの幼虫を育てています!2022.6.10
毎年卒園児のおうちの方が子どもたちに生の体験をさせてあげたいという思いから、いろいろな自然物を届けてくださいます。ずっと幼稚園のことを気にかけていただいている方がいるこの富田という地区は本当に温かい地域だと感じます。今回(5月23日)は、真っ黒で背中に鮮やかなオレンジのラインが入っていて、とげとげがある2センチから3センチくらいの幼虫をなんと20匹ほどいただきました。見た感じはちょっとグロテスクなのですが、その幼虫を観察ケースにうじゃうじゃといっぱい入れて持ってきてくださいました。はじめはみんな「なに、なに?」と寄ってくるのですが、いざ見てみると少しびっくりして、後ずさり・・・「この幼虫は、きれいなちょうちょになるよ。刺さないよ。触っても大丈夫」と言って、さらにいとおしそうに触って見せてくれました。少しずつ安心したのか「触ってみる!」と言って一人、また一人と触り幼虫と仲良くなっていきました。「すみれやパンジーが好きだからいっぱい食べさせたって」「オスとメスがいるから、ちょうちょになったら羽が違うでわかるわ」などいろんなことを教えてくれました。
「ちょっと近寄りがたいな!」という幼虫への見方から、地域の方からいろいろな幼虫のことを聞いて知ったことで、「なんか、おもしろそう、さわってみよう」という親しみの気持ち(見方)に変わっていきました。子どもたちの心はなんて柔らかいのでしょう。見た目や動きだけで「こわい!きらい!」と決めてしまうのでなく、身近な人の話を聞いたり、実際に見て触ってみて「かわいい」「おもしろい」と見方を変えていくことができる力が育っています。幼稚園生活の中で、いろいろな人やもの(ここでは幼虫)に出会い、実際に見たり、聞いたり、感じたりすることで見方や考え方を柔軟にしていくことがその後の人生をより豊かにしていきます。今(24日)27匹ほどがさなぎになりました。さあ、ちょうちょになる日をみんなで楽しみに待ちたいと思います。

 遊びを通して学んでいます〜アメンボ〜2022.5.19
何を楽しんでいるのかな? 滑り台をのぼるアメンボをみつけ、観察しながらいろんな会話をしています。A「アメンボはとべやんよ」と言いました。しばらくするとB「あ!とんだ」と飛ぶことを発見した。周りのみんなに「アメンボはとぶよ」と知らせました。飛ぶのを見て、「ほんとだ」と発見し喜んでいました。そのあと、「アメンボは水が好き」という友だちの言葉から、水に入れてあげようということになりました。たらいの水の中ですいすいと泳ぐ姿に歓声が上がっていました。                   どんな力が育っているの? アメンボを見つけ、動きを観察しながら、今までの経験したことや知識を互いに言葉で伝えあって、聞いてもらったりすることで、お互いの考えを尊重する力や安心感や信頼感が育ってきています。アメンボは飛ばないという話から、実際に飛ぶ姿を見たことで、知識としてアメンボは飛ぶということを学ぶことができました。さらに、水が好きということを知っている友だちの声を聞き、水に入れて事実かどうか試してみようとしました。実際タライに水を張り、アメンボを入れると気持よさそうにすいすいと泳ぐ姿に「あ!動いた!」と水が好きなんだということを確認していました。知らないことを実際試して事実かどうか自分の目で確認する力=思考力が育っています。

 遊びを通して学んでいます〜砂の感触〜2022.4.21
何を楽しんでいるのかな?
入園して間もない時期。穴を掘りたい、型に入れてケーキを作りたいなどイメージは一人一人違っています。そんなとき、先生が乾燥した砂に水を撒くとそれに気づき、興味をもってスコップですくっていました。
どんな力が育っているの?
「色が違う」「これみて」など今までの砂と比べ感触と色の違いに気づきました。また、気づいたことを友だちに「これ、みて」と伝えようとしていました。砂と水が混ざることで色が変わったり、感触が変わることに気づいた、つまり知る(知識)ことができました。さらに、自分の気付きを友だちに知らせるという姿から、人とつながる力、言葉や行動で伝える力も芽生えています。

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