つきさんの小さな池には、捕ってきたおたまじゃくしがいます。 だんだん足が生えてきて、「カエルの顔になってきたよ!」と言いながら、毎日成長の様子を楽しみにしている子どもたち。 この日も、池をのぞいてみると・・・
「え???なんか、小さい黒いのがいる!!」 「わぁ!おたまじゃくしの赤ちゃんだ!」と大騒ぎ。 そーっとカップですくってみると、まだ、少し体が透けているので、本当に生まれたばかりのようです。
教師が「このおたまじゃくしはどこから来たのかなぁ?」とつぶやくと 「わかった!!おたまじゃくしが赤ちゃん産んだんじゃない?」 「え?おたまじゃくしって赤ちゃんじゃないの?」 「お母さんおたまじゃくしがいるんだよ」と子どもたち。
あれ?足の生えたおたまじゃくしを見て、「カエルになるんだ」と言っている子どもたちなのですが・・・???
どう見ても種類の違うカエルのおたまじゃくし。どうやら、自然にこの池にやってきた生き物がいて、卵を産んでいったようなのです!!
毎日見ているうちにどこかで気づくのではないかと、あえて図鑑を見る方向に気持ちを向けるのではなく、観察している中での気づきや発見を大事にしています。 さてさて、どこでどのように気づくのか・・・楽しみですね。 おうちの皆さんも、子どもたち自身が気づくまで、おたまじゃくしの本当のお母さんが誰かは内緒でお願いしますね。
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