幼稚園の畑やふれあい農園で、玉ねぎやジャガイモがいっぱいできたので、27日(水)年長のつきグループさんが、やおやさんごっこをしました。 前日には、みんなで引き換えチケットを作ったり、お店の名前を考えたり、看板を作ったりして準備をしました。お店の名前は「やさとやさん」に決まりました。 当日、一度リハーサルはしたものの、ちょっぴりドキドキなつきグループさん。玉ねぎやジャガイモを並べながら、「もうすぐやな」「ちょっと緊張するな」と言い合っていました。時間になると、お声がけをさせてもらった福寿会の皆さんや市民センターの皆さんが、続々と集まってきました。「いらっしゃいませー」「こっちがあいていますよー」とそれぞれのグループで呼び込みをする声が響いていましたよ。地域の方の「おすすめはどれですか?」などの声にも、「これが大きいのでおすすめです」などと本当のお店屋さんのように応対していました。先日のカレーの準備で、本当のお店に自分たちが買いに行った経験が生かされているように思いました。 地域の人の後は、ほしグループの親子や自分たちのお母さん、お父さんたちが、紙で作った自前のお金をもって買いに来てくれました。地域の方に売っていた時とはまた違って、リラックスした表情で応対していたのが印象的でした。 こうしたごっこ遊びの中で、子どもたちは挨拶やお金のやりとりなどの社会性、そして、人との言葉のやりとりでコミュニケーション力が身についていきます。また、数を数えて並べたり、チケットや看板で文字に触れたりすることで、数量や文字への興味・関心をもつようになります。楽しく遊ぶ中で、子どもたちは、いろいろなことを学んでいるのですね。 |
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