
1学期から続けている朝の会のスピーチを久しぶりに見ていました。
1人目は,グミを使って調理をしたことを写真付きで伝えていました。
その発表後,聞いていた子の意見や感想から,「作った理由は前に〇〇さんが料理を作っていたので,自分も挑戦してみました。」と話していました。
また,2番目は2人で発表をしていました。1人ではなく2人で取り組むという姿が見られるようになりました。休み時間か放課後などに相談をしながら取り組んだのでしょう。その相談をしたりノートにまとめたりしている姿を想像すると,とても楽しそうな様子が浮かんできます。調べてきたのはチューリップについてでした。この2人のうちの1人はこれまで,生き物のことを調べ続けていた子です。聞いていた子からも,今回はどうして花を調べてみようと思ったのかという質問も受けていました。興味が広がったといった返答をしていました。
発表後の意見や感想にも,よかったところを認める子,よく似た経験を語る子,もっと聞きたいとも思うことを質問する子など様々なのですが,必ず1つの発表の中で言えることは,その内容からたくさんの子がつながるということです。
これが友だちを認めることにつながり,みんなが聴いてくれるという安心感が生まれ,さらに居心地のいい空間になっているのだと感じています。
書き切ったノート,持ってきた物,書いた作品などがどんどん増えていき,所狭しと後ろの棚に置いてあったり,掲示板に貼ってあったりします。学級みんなでの取組の様子が結集されているところがとても素敵です。