校外学習は前半，講義，後半は環境未来館の見学でした。
前半の講義のなかでは，実際に，元四日市ぜんそくの認定患者だった方の５０年ほど前のお話しも聞かせていただきました。
空は曇っているみたいで，夜は星も見えない，卵のくさったようなにおいがする，洗濯物が黒くなることがある，川は濁っていてヘドロのようなどと周りの様子とともに，ぜんそくというのは，気管支がストローのように細くなって，呼吸がしにくくなり，発作が出るととてもとても苦しい状況である。などのことを教えていただきました。
また，展示スペースでは，公害について，歴史，患者さんたちの様子，当時の子どもたちの学校や学校生活の様子など，グループに分かれて，特に詳しく知りたいことを中心にパネルを読んだり，ガイドさんに聞いたりして学んでいました。

四日市市民として，過去の出来事を知るとともに，これから自分たちができることを実行できるようにしたいと感じたようでした。