２年生では５・６時間目に四日市探求学習を行いました。６つのテーマに分かれて、事前に調べ学習をし、それぞれの訪問先や講義をしに来てくださった方へ質問をしたり、お話を聞いたりしました。防災グループでは、最初に四日市や三重県で起こった過去の災害、地形などについて講義をしていただき、後半ではクロスロード（二者択一）というグループワークをしました。防災は「自分事」という言葉や、その場で瞬間的に求められる判断の難しさを体験しました。

環境グループは「そらんぽ四日市」に訪問させていただきました。環境問題と
自分たちの生活が密接に繋がっていることや、四日市のコンビナートや石油産業のこと、四日市の環境についてお話していただきました。環境のことを本気で「自分事」として考えていくことが必要だと感じられる機会になりました。


国際理解グループは「四日市国際交流センター」に訪問させていただきました。
ダイバーシティ（多様性）の世の中で『意見の違うことを受け入れる（I agree to disagree.）大切さ』、多様性の世の中だからこそ、『ディスカッション（対話）の重要性』、情報があふれる社会だからこそ、情報に振り回されるのではなく、『自分の目で見て、自分の頭で判断する（自律）必要性』についてお話していただきました。
皆さんの真剣に話を聞く姿や積極的に質問する姿から、自分事にしていくという思いが伝わってきました。


文化グループは「四日市一番街商店街振興組合」の事務所にお招きいただきました。
「御諏訪神輿保存会」と「大入道山車保存会」の方々に四日市祭りや神輿、大入道の歴史を教えていただきました。
私たちが毎年楽しみにしている四日市祭りは、たくさんの方々に支えられていること。しかし、祭りを支える人々が
減ってきている課題があることを学びました。

今回の貴重な学びを今後の学習に活かしていきます。ご協力していただいた地域の皆様、本当にありがとうございました。

昨日、３年生が卒業しました。
中部中にはバトンを受け継いだ２年生と１年生がいます。

１年生のいいところと、気になるところを出し合いました。

班でホワイトボードにまとめた意見を交流しました。
明るくて元気なところは良いけれど、ベル着やトイレのスリッパ、掃除の取り組み方などの課題も見えていました。

最後に各自でプリントでどんな２年生になりたいかを書いて交流しました。
「後輩に頼られる先輩になりたい」
「勉強をもっと頑張りたい」
「部活でレギュラーを目指したい」
などの前向きな意見が出ていました。
今日から実践していきましょう！

　四日市市学校教育ビジョンに基づく教育施策の展開について評価を行うために、大学の先生や教育委員会の方々が本校を視察されました。
　テーマは、「ICT活用による情報活用能力の育成」・・・。
要は、学校のICTの活用度を調べるために、中部中学校が選ばれたわけですね。
　そこで、一年生の数学と二年生の国語を観ていただきました。




　たくさんのスーツ姿の人の参観でありましたが、臆することなく授業に集中する中部中生。
個人で思考を巡らせた後は、周囲の仲間と交流です。
　ここで、ICTが大活躍！！　　と、狙い通りの授業展開、バッチリです。　

　参観後は教育施策についての協議を行いました。

　

中部中学校の生活にICTが溶け込んでいる

ことを評価していただきましたよ。

「ネット上に答えがあるから、それを探す・・・のではなく、自分の考えを深める、確かめるために
資料として活用する。そんな使い方ができるといいね。」と、大学の先生からアドバイスをいただきました。

　教育監からも「生成AIも同じ。生成AIに答えを教えてもらうのではなく、生成AIの答えを疑うくらいでちょうどいい。」

　すぐに簡単に答えを求める私たち・・・。やはり、自分で考え判断し、行動する＝自律　なんだなぁ。

卒業式の翌日、２年生は朝集会を開きました。
支える学年として、卒業式に臨んだみんなの姿、準備・当日・片付けまでしっかりと行えたこと、本当に素敵でした。
これから学校を引っ張っていく学年として…。
先生からの話もありましたが、みんなが自分でどうしていきたいと思うことが大切です。どんな自分、どんな学年、どんな学校、しっかりとイメージを持って行動していこう。

　本日、卒業式が行われました。中学校に来る最後の朝、登校してくる3年生の表情はやり切ったような、晴れやかな表情をしていました。
　卒業式で入場してきたときには、１年生の入学したときとは違い、自信に満ちた姿を見せてくれました。

　担任の先生による呼名の際、3年分の思いを込めて応えた返事が素敵でした。また、見守る在校生は「来年は自分たちだ」という思いを強くしていました。

　校長先生から、３年生に向けて最後のお話もありました。「美しく生きる」がカラーバス（意識をすることで、自然とそのことに気づきやすくなること）であってほしいと述べられた校長先生の願いを、卒業生は最後まで真剣に受け止めていました。

　送辞では、在校生が部活動や行事でお世話になった先輩との別れを惜しみつつ、「感謝の気持ち」と「先輩の姿を目指して頑張る決意」を話しました。卒業生は後輩の語る姿を優しく見守ってくれました。

　答辞では、３年間の思い出を振り返りながら、頑張ったことや成長したことを語ってくれました。特に、文化祭はみんなで力を出し切り、後悔のない文化祭になったと振り返っていました。後輩には、人と関わる事について木を植えることにたとえながら、どんなことを大切に人と接していけばよいかを伝えてくれました。最後、「一緒に卒業していくみんなと過ごす時間は憩いの場だった。きっとここで同じ時間に過ごしたことは意味がある。」と卒業生に伝えていました。思いのこもったすばらしい答辞でした。

　その後、卒業生、在校生、職員による式歌合唱、卒業生による合唱が行われました。式歌合唱では、卒業生との最後の合唱に、泣きながら歌う在校生の姿もありました。卒業生は最後、「群青」という曲を歌ってくれました。三年間の思いを込めて歌う合唱は、体育館にいる人たちの心に染み入っていきました。



　中部中生のあるべき姿を見せ続けてくれた卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。卒業後も自分を信じ、夢や希望に向かって歩み続けてください。
　また、来賓・地域関係者の皆様、学校の教育活動にご理解・ご協力いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

　昨日までの雨もやみ、良い日和となりました。
本日、中部中学校　第７７回卒業証書授与式を挙行いたします。
　3年生の門出をみんなで祝いましょう。
 　 

　最後まで、アートで素敵な3年生です。
　いい卒業式になること、確信してます。

　卒業式を明日に控えて・・・。
３年生は最後の式練習。ラストステージを最高のパフォーマンスで。
込められた思いは、そこはかとなく伝わるのでしたね。

　お気づきになられましたか？
　昇降口には、３年生からのメッセージが貼られています。


　もちろん、１，２年生からの感謝を伝えるメッセージも・・・。


　吹奏楽部は、ずいぶん前から朝練習を行っています。
　教頭先生は、朝一番に体育館のストーブのスイッチを入れています。

みんなの力で作り上げる卒業式です。