本日、卒業式が行われました。中学校に来る最後の朝、登校してくる3年生の表情はやり切ったような、晴れやかな表情をしていました。
卒業式で入場してきたときには、1年生の入学したときとは違い、自信に満ちた姿を見せてくれました。


担任の先生による呼名の際、3年分の思いを込めて応えた返事が素敵でした。また、見守る在校生は「来年は自分たちだ」という思いを強くしていました。



校長先生から、3年生に向けて最後のお話もありました。「美しく生きる」がカラーバス(意識をすることで、自然とそのことに気づきやすくなること)であってほしいと述べられた校長先生の願いを、卒業生は最後まで真剣に受け止めていました。
送辞では、在校生が
部活動や行事でお世話になった先輩との別れを惜しみつつ、「感謝の気持ち」と「先輩の姿を目指して頑張る決意」を話しました。卒業生は後輩の語る姿を優しく見守ってくれました。


答辞では、3年間の思い出を振り返りながら、頑張ったことや成長したことを語ってくれました。特に、文化祭はみんなで力を出し切り、後悔のない文化祭になったと振り返っていました。後輩には、人と
関わる事について木を植えることにたとえながら、どんなことを大切に人と接していけばよいかを伝えてくれました。最後、「一緒に卒業していくみんなと過ごす時間は憩いの場だった。きっとここで同じ時間に過ごしたことは意味がある。」と卒業生に伝えていました。思いのこもったすばらしい答辞でした。
その後、卒業生、在校生、職員による式歌合唱、卒業生による合唱が行われました。式歌合唱では、卒業生との最後の合唱に、泣きながら歌う在校生の姿もありました。卒業生は最後、「群青」という曲を歌ってくれました。三年間の思いを込めて歌う合唱は、体育館にいる人たちの心に染み入っていきました。


中部中生のあるべき姿を見せ続けてくれた卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。卒業後も自分を信じ、夢や希望に向かって歩み続けてください。
また、来賓・地域関係者の皆様、学校の教育活動にご理解・ご協力いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。