潮吹き防波堤とそのレプリカ
この防波堤は、いつ、どうやってできたの?
四日市の港づくりは、稲葉三右衛門翁(1837ー1914)の力により明治27年に現在の旧港を完成させ、明治26年から明治27年にかけての改修の中で、土木技術者のオランダ人、ヨハネス・デ・レーケ(1842-1913)の案を採用して、この堤防が作られました。
防波堤の仕組みは?
この防波堤は、断面にすれば、ラクダの背に似た大小2つの堤があり、港外からの波を、まず小堤で弱め、次に、大堤で受け止めて、中間の溝にため、大堤に開けられた五角形の潮吹き穴から港内に吹き出す仕組みになっています。この仕組みは、世界的にも珍しく、四日市を代表する世界遺産とも言えるそうです。
レプリカだってあります
この潮吹き防波堤は、世界的に珍しいだけあってレプリカだってあるのです。どこにあるかというと、それは、潮吹き堤防のある旧港の真ん中あたりです。大きな木やきれいな草が生えているところで、大変きれいなところです。暖かくなると、遊びに来る人もたくさんいます。
ここがレプリカ前。木や草がたくさん生えています。