開式の時間が近づいてくると、はまだっ子が並んで体育感に入ってきました。
いつもの式の前の光景のようですが、いくつか違うところが。
まず、先頭で入ってきたのが5年生。
そして、並んだ場所は、6年生の定位置。
全員が入り終えて体育館を見渡すと、これまでにはなかった広い空間ができていました。
6年生が卒業していったから。
司会の指示で列を整えて、“修了式”が始まりました。
みんなで歌った校歌は、6年生がいなくなって人数が減ったとは思えないほどの声の大きさで体育館に響き、はまだっ子の粘土を締めくくるとともに新たな学年に向かう気持ちが込められているようでした。
まずは表彰式。
はまだっ子を代表して、三泗地区の“書写展”と“美術展覧会”に作品が出品された子どもたちを表彰。
担当に名前を呼ばれた子どもたちは、「はい」と大きな声で返事をしてその場に立ち、演題に上がった5年生がみんなを代表して表彰状を受け取りました。
その5年生の所作、態度の見事なこと。
卒業式で教わったお辞儀の仕方と卒業生の姿を見て学んだ歩き方と賞状の受け取り方を真似た所作で、代表らしく堂々とした姿で表彰状を受け取って戻っていきました。
“校長の話”では、3学期を中心に各学年ごとに印象に残った場面を振り返り、私が感じたその学年の子どもたちのよさや素敵なところを伝え、長期休業前恒例の“3つの命令”を伝えました。
いつものことですが、みんなが私と目をつないで話を聴いているので、とても話しやすいうえに、伝わっていることを感じながら安心して話すことができます。