学校日記 はまだっ子の様子

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2024/06/28new

2年 歯の王様

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
2年生が養護教諭と保健の学習。
最初の活動は、口の中の観察。
配られた手鏡で自分の口の中を見て、プリントに示されたものの中から口の中に合ったものを選びます。
あったのは…、“は”“つば”“した”。
今日、勉強するのは、この中の“は”のこと。

まず、みんなで“歯の仕事”を考え、大きく3つあることを教わりました。
・口の中に入れた食べものを飲みこみやすいように小さくする
・歌がうまく歌えるようにする
・運動するときなどに力を出せるようにする
こんな大事な仕事をしている歯の中の“王様”がこの時間の主役です。
その歯のことを、養護教諭手作りの紙芝居で学びました。
・子どもの歯の後ろから、歯ぐきを突き破って生えてくる
・名前は「第一大臼歯」6歳頃に生えてくるので「6歳臼歯」とも呼ばれる
・しっかり生えると、噛む力が一番強い力持ちになる
・後から生えてくる大人の歯がきれいに並ぶように、号令を出す

こんなに偉い歯“王様の歯”のことを知ったところで、6歳臼歯を見てみましょう。
配られた、上顎を写した写真で6歳臼歯の位置や特徴を見てから、手鏡で自分の6歳臼歯を探しました。
子どもたちは、「アーン」と口を大きく開けて鏡に移したり、両手の指を口の両端に当てて「イー」として奥が見えるようにして、顔と鏡を動かしながら6歳臼歯を探しています。
「あった」
「これだ」
「ほんとだ、6本しかない」
歯ぐきから顔を出した、自分の6歳臼歯に感動していました。


ここで、再び紙芝居。
それは、6歳臼歯が困っていること。
まだ生えたばかりの“ピッカリ王子”は、頭にあるたくさんの溝がバイキンたちに狙われているのに、まだ背が低いのでで歯ブラシが届きにくいと言うのです。
手作りの歯の模型と歯ブラシでその様子を見るとよくわかります。

このままでは、むし歯になってしまいます。
生えたばかりの大人の歯がむし歯になっては大変。
そこで、養護今日から教わったのが“王様みがき”という、歯の磨き方。
歯ブラシを奥歯の方に当てたら柄の向きを変えて、6歳臼歯1本にブラシが当たるようにします。
その時、大事なポイントは、もう一方の手を腰に当てて堂々と立つ“王様ポーズ”をすること。
歯ブラシはありませんが、歯ブラシを持ったつもりてその場に立ち、みんなで一緒に王様みがきを練習しました。


大切な大切な、永久歯の“6歳臼歯”です。
立派や王様になるまでは特に気をつけて歯を磨きましょうね。


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