今日は4年生が養護教諭といっしょに「歯」について学習しました。
テーマは「歯の役割を知ろう」
まずは、みんなで、歯の4つの役割を考えました。
「食べ物をかむ」
これはすぐに出てきました。
「見た目」と「発音」も、いろいろ出し合ううちに近づいて行って、答えにたどり着きましたが、あと一つがなかなか出ませんでした。
それは、「力を出す」
力を込めるときに、歯をぐっと食いしばりますよね。
それでは、4つの役割が本当か検証しましょう。
「見た目」は、子どもが歯を見せて笑う2枚の絵の一方の歯に黒いマジックで“むし歯”をかいて比べます。むし歯はない方がいいようです。
「発音」は、舌が歯に触れないようにして「さくらのはながさきました」と声に出してみます。何人かが言ってみると、とても言いずらそう。聞いている側も、言葉が聞き取りづらくなっています。特に、ナ行の音が。
「力を出す」は、握力を測定。
口を大きく開けたときと奥歯をぐっと強くかんだときの握力の違いを見てみると、3人のうち2人は、後の方が力が強くなっていました。
「食べ物をかむ」は、生えている3種類の歯のそれぞれの役割を知り、その数を鏡を使って自分の下あごの歯を見て数えました。
切歯は4本、犬歯は2本、臼歯は8本。
あれ?
子どもたちの口の中は6本です。
すると、近くの子が
「12歳臼歯が生えてくるから」と。
「へえ、よく知ってるね」と言うと、
「通っている歯医者さんが教えてくれました」とのこと。
私たちの生活にとって大事な役割を果たす歯。
それぞに役割があって、形も生えている場所も違う歯。
そんな歯の健康を守るために、毎日しっかり歯を磨こう。