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2024/12/03

持久走記録会④ 6年

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
記録会2日目も、昨日同様に日差しがたっぷりな上に風のない好コンディション。
最初に登場したのは、6年生。
小学校生活最後の持久走記録会に挑みます。
それまでの“距離走”から今の“時間走”に方式を変えて3年目。
自分をライバルに、昨日の自分を超えることを目指してステップアップしていくことを目標に走る。
そのためには、ペース配分がとても大事だということは、わかっています。
子どもたちは、記録会の目標を何mに設定したのでしょうか。
教師から方法と約束事を確認する話を聞いた後に準備運動で体をほぐし、教師の音頭で
「昨日の自分を超えるぞ!」
「オー!!」
と、気合を入れてスタート位置へと移動しました。

はじめに走るグループが服装を整えてスタートラインへ。
記録用紙を挟んだ探検バッグを持ってスタンバイ。
「5秒前、5,4,3,2,1 スタート」
とのカウントダウンで走り始めました。
昨日の低学年とは打って変わって落ち着いたスタート。
子どもにとっては「プラン通り」の出だしのスピードなのでしょう。
それぞれの子が自分のペースと目標を胸に淡々と走っているような感じがしました。

周回を記録する子どもたちが、パティの走りを静かに見守る子が多いのと対照的に、走りを見守るおうちの人からは「がんばれ」「速いよー」「いいよー、その調子」などと、途切れることなく励ましの声がかけられていました。

それでも残り時間が1分、そして30秒を切ると、余力のある子は満を持してスパート。
表情を引き締めギアを入れ替えたかのようにスピードを上げていきます。
疲れがたまってきている子も、最後の力を振り絞るかのように、腕を振って、前へ前へと足を運びます。
「あと20秒だよ」
「新記録行けるよ」
子どもたちの応援にも熱が入ってきました。
おうちの人と友だちの熱い声援に後押しされて走る子どもたち。
コースわきにいると、「ハーッ、ハーッ」と呼吸の音が聞こえてきます。
「ビーーーー」
と、タイムアップを告げるブザーを聞いて、表情を緩めました。
最後の記録会が終わりました。

走り終えてバディのもとに歩み寄った子どもたちは、結果を聞いて一喜一憂。
目標を達成した子もいれば、最高記録を出せたものの目標には届かなかった子もいたようです。
走り終えてスタート位置に戻った後も、地面に寝転んで大きな呼吸を続けている子がいたので
「力を出し切りましたか?」
と、声をかけると、力強い声で
「はい」
と、返ってきました。
体調にも左右される記録はともあれ、全員が昨日までの自分を超えることを目指して走り、力を出し切ったのは間違いないと思いました。

全力で走った友達と自分に拍手を贈り、応援してくれたおうちの人にお礼を言って、小学校生活最後の持久走記録会を終わりました。

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