着任式に続いて行われた「始業式」。

新たな年度の始まりの式です。

子どもたちの前に立つと、たくさんの子が私に目を向けています。

顔に両手をかざして日の光を遮るようにして私と目をつなごうとしている子も。

これは、「話を聴こう」という気持ちの表れで「話す人を大事にしよう」という思いやりにほかなりません。

おかけで私は、安心して穏やかな気持ちで話すことができました。

話したことは、

「『やってみよう』という気持ちを大事にして、いろんなことに挑戦してほしい。目標を立て、それを目指してどう取り組むか考え、努力をゅ続けてほしい。失敗しても心配ない。過程が大事。取り組みを振り返って次に生かそう。そうすれば『失敗』は『成長』につながるよ」

さらに６年生への私の願いを伝えました。それは、

「『はまだっ子のかがみ』になってほしい」

ということ。

「みんなの姿を映す、はまだっ子の代表である鏡」

もう一つは

「最上級生として、全校のみんなの良き手本であり、リーダーである鑑」

この２つの意味を込めた「はまだっ子のかがみ」になってほしいと伝えました。

このあと、放送で流れる校歌をみんなで心の中で歌いながら聞いて式は終わりましたが、式が終わるまでほとんど姿勢は崩れることなく、視線はしっかりと話す人に向けられていました。

こんな素敵なはまだっ子が、学校生活の中でどんな姿を見せてくれるのか、ますます楽しみになりました。