学校日記 はまだっ子の様子

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2025/02/28

6年 “感謝の会”で真剣勝負

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
卒業を控えた6年生が、私たち職員を招いて、
“感謝の会”
を開いてくれました。
体育館出入口の幕が開いて名前を呼ばれたら、迎えに来てくれた6年生とポーズをかわいく決めて、6年生の持つ花のアーチをくぐって、6年生の歌う「ドレミの歌」に乗って席まで歩きました。

代表の
「どんなときも励まし、支えてくれたのが先生方。
 成長を支えてくれました。
 短い時間ですが、楽しんでくれたらうれしいです」
というあいさつに続いて登場したのは、全身白タイツの子。
さらに出入り口からは、虹色アフロヘアーの子も。
合わせて3人がゲーム大会の進行係のようです。
白タイツの子が
「6年生、勝ちます。
 もし負けたら…、一発芸をします。
 6年生、行くぞ!」
と、自らにプレッシャーをかけてみんなを鼓舞し、最初の対決、「ジャンケン列車」を始めました。

①ジャンケン列車
音楽が終わったら近くの人とジャンケンをし、負けた人は勝った人の後ろにつながる、というお馴染みのゲームです。
1回目、2回目…と、ジャンケンを繰り返すと、銭湯にいるのは6年生がやや優勢。
残り4組になったときには、6年生4組に対して職員チーム1組と、職員チームは崖っぷち。
準決勝を、教師チームが勝ち抜き、いよいよ最後の一線、決勝戦は、6年チーム対職員チームになりました。
「最初はグー、ジャンケンポン!」
勝ったのは…、6年生!!!
この勝負は6年生が勝利しました。

②玉入れ
第2戦は、玉入れ。
職員チームは大人なので、“公平”に競うために、かごを少し高く設定。
始まりの合図で一斉に球をかごにめがけて投げる両チームでしたが、何と職員チームには、大量に抱えた玉を一気に投げ上げる者がいるではありませんか。
と言っても、それだけ多くはいるわけではありませんが。
両チームのかごの様子を見ていると、玉の数はほぼ互角の状況が続きました。
そして、試合終了。
玉を一つずつかごから出して投げ上げながら数えた結果…、
職員チームの勝ち!!!
これで1勝1敗のタイになりました。
決着は最後の対決に持ち越されました。

③なわとび
最後の対決はなわとび。
教師と子ども、4人ずつがフロアに出て、音楽に合わせて跳び、音楽が終わったときに飛び続けている人数で勝負します。
1戦目は“前とび”
職員チームは4人で円陣を組んで臨みました。。
音楽が鳴って跳び始めた代表選手でしたが、時間が経って最初に引っ掛けてしまったのは教師の一人。
続いて、疲れ切って跳べなくなった教員がダウン。
これは6年生の勝利か、と思いましたが、6年生も2人引っかかっていたので、前とびは“引き分け”でした。

次は“後ろとび”。
ここまで全くのご分で迎えたラストマッチです。
と、そのとき、6年生チームは選手が4人とも交代。
エッ!?
職員チームは4人ともへとへと。
特に、4人の中で最年長のものは、ヘロヘロに。
そこで、校長権限で選手交代を発動!
最年長職員に代わって、若手を投入しました。
6年生が、職員に負けじと円陣を組んで勝ちどきを上げて始まった後ろとび。
音楽が鳴って、始めは順調に跳んでいるように見えましたが、なんと、終了の時間が来るまでに、6年生が4人とも引っかかってしまい、なんと、職員チームが勝ちました!
大接戦を繰り広げたゲームでしたが、総合成績、2勝1敗で、職員チームが栄冠を勝ち取りました。


“一発芸”は?
白タイツの子は、一人でマイクの前に歩み出て、クラスではおなじみらしい、お笑いピン芸をして、みんなを笑わせてくれました。

6年生との楽しいひと時があっという間に過ぎ、終わりが近づいてきました。
職員一人ひとりに子どもたちが心を込めてしたためた感謝状を贈り、代表が職員に向かって改めて感謝の思いを述べ、司会が退場の準備を促すと…、
「ちょっと待ったー!!」
昨年度、この子たちを担任した教員が前に出て進行を止めました。
するとスピーカーから音楽が流れ、職員がフロアへと移動し始めました。
曲は、サビのところで「あのね 大好きだよー」と語りかける「アイノカタチ」。
職員が、お礼、お祝い、励まし、思い出…、いろんな気持ちを詰め込んで歌う、サプライズ歌唱。
放課後ひそかに練習してきた曲です。
1番はフロアで順番にマイクの前に立って。
2番はステージに上がって。
独唱パートを担当したのは、声楽を専門とする音楽担当の教師。
曲の出だしの「あのね いつの間にか 気付いたんだ…」と
大サビの始めの「あのね 大好きだよ…」というところを一人で高らかに歌い上げました。
曲の後には、4年、5年のときの担任3人で「はまだ」を頭文字にした“あいうえお作文”で、別れを惜しむ気持ちを伝え、最後に「ちょっと待ったー」と叫んだ教師が、愛する子どもたちにお祝いと中学進学に向けてのエールを送って、職員のサプライズを締めました。
6年生は喜んでくれたかな?

とーっても楽しかった“感謝の会”。
6年生が作る花道の間を花のアーチをくぐって歩き、体育館を後にしました。


6年生の皆さん、とーーーーっても楽しかったよ。
私たち職員にとっても、すばらしい思い出ができました。
素敵な会を企画し、招いてくれてありがとう。
それから、互いに真剣に競い合って、勝って負けて、総合優勝!!
うれしかったあ。


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