2年生が図工の時間に制作してきた“紙版画”が、いよいよ印刷の段階を迎えました。
画用紙だけでなく“プチプチシール”や“片面段ボール”“レース紙”“紙ひも”といった、材質や表面様子が異なる素材を台紙の上に貼って版を作る紙版画。
印刷してどんな仕上がりになるのか。
プチプチシールなどの素材がどのように写るのか。
子どもたちは、“絵”は想像できても、どんな模様や素材感が出るか予想するのは難しことでしょう。
だからこそ、刷り上がりが楽しみ!
2人1組になって順番に、1人3枚印刷。
ローラーにインクをたっぷりつけて、版の上を縦に横にごろごろ転がしてインクをのせます。
版がでこぼこなので、インクがのらずに白いままのところもありますが、それがこの版画の特徴。
2人で印刷用紙の4隅を持って、そーーッと版の上へ。
次はバレンと手で印刷の上から擦ります。
インクがしっかり印刷用紙に写るように、手に力を込めて全体をまんべんなく擦ります。
さあ、お披露目!
用紙の端をつまんで、ゆっくりめくるようにして用紙を版からはがしていくと…
現れました!
私の版画作品が!!
刷り上がった版画が見えると、本人だけでなく、近くにいた子みんなが
「うわー!」
「きれい!」
と、驚きや感激の声。
自分たちの想像をはるかに超えた出来栄えだったようですね。