運動場を斜めに貫く白線の長さは50m。
2人ずつスタートラインに立って、教師の合図を待ちます。
「位置について。ようい」
「ドン」の声と「パッ」と上がる赤い旗の合図でスタート。
帽子が気になったのか、帽子をとってそれを持ったまま走る子。
飛ばされた帽子をそのままにゴールめがけて走る子。
体を目いっぱい動かして走る子。
どの子も、教師がストップウォッチを持って待つゴールまで、いえ、ゴールの向こうのコーンまで全力で走り切りました。
そんな様子を見ていたこれから走る子、走り終わった子からは、自然に
「がんばれー」
「〇〇ちゃん、いけー」
といった、走る子を応援する声が上がっていました。
ゴールしたら給水タイム。
「ハー ハー」と大きく息をしながら朝礼台まで歩き、お茶でのどを潤していました。