学校日記 はまだっ子の様子

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2025/02/10

2年 ハーッ ハー めっちゃ遊んだ

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
先月の3年生に続き、今日は2年生が「めっちゃ遊ぶ先生」と、めちゃめちゃ遊びました。
飛んだり跳ねたり回ったり、体ほぐしの運動をしているときから、子どもたちはもうノリノリ。
次はどんな動きなのか、これから何をして遊ぶのか、楽しみで楽しくて仕方がないようでした。

そんな子どもたちがした、最初のあそびは「しっぽとり」。
逃げる子はパンツに尻尾を挟んで逃げ、オニはその子を追いかけて尻尾を取る、という単純明快な鬼ごっこですが、先生からルールを聞いて目をぱちくり。
尻尾を取られても、また新しい尻尾がもらえる、というのです。
「えっ?どういうこと?!」
「取られてもまだできるの?」
さらに、オニになるか逃げるかは、自分で好きな方を選ぶと。
子どもたちの頭の上に、見えない「?」がいっぱい浮かんでいました。
赤帽子の子どもたちから遊ぶことになり、オニと逃げる子に分かれると、ほぼ半数ずつに。
先生の合図でしっぽとりが始まると、遠くにいたオニたちが
ひらひらとなびく尻尾をめがけて襲い掛かってきました。
尻尾を取ろうと手を伸ばして追いかけてくる子。
それを見て右に左に方向を変え、ときに向かい合ってかわそうとする子。
尻尾を取られたことに気づくと、急いで先生のもとへ行って新しい尻尾をゲット。
これで尻尾が再生。
しっぽとりに復活です。
オニは、取っても取ってもまた戻ってくる逃げる子を、ひたすら追いかけまわし、取ったしっほ「が持ちきれなくなったら先生のもとへ。
ハーハーと息を荒らげながらも、終わりの合図があるまで逃げる方もオニも走ることをやめませんでした。
続いて白帽子の子どもたち。
こちらは、逃げる子がオニより3人多くなりましたが、赤帽子の子どもたち同様に、時間いっぱい走り回って、めっちゃ楽しみました。

次のあそびは「だるまさんがころんだ」
遊びの名前が合われただけで、子どもたちからは
「イェーイ!」
「やったー!」
と歓声が。
この遊びが好きというより、とにかく遊べることがうれしいようです。
ルールは簡単。
先生が「だるまさんがころんだ」を5回言う間に、先生にタッチできたらクリア。
先生が、ステージ前の子どもたちから遠く離れた出入り口前に向こうを向いて立ち、ゆっくり
「だーるまさんがーこーろんだ」
と、大きな声で言うと、もう半分以上進んでいる子が。
次の「こーろんだー」でさらに進み、勢い余って止まれない子が何人もいましたが、先生は大目に見てくれます。
早く先生にタッチしたい子どもたちは、先生めがけて突進していました。
2回目は、「だるまさんがころんだ」と言ったらその場に転び、「ころんだ」と言ったら立ったまま待つ、というルールが追加され、3回目は、“クマ”になって、先生の開いた足の間を通り抜けるというルールになりました。
両手を床について4本足スタイルになっても、子どもたちの勢いは変わりません。
横1列に広がっていた子どもたちは、体育館中央にいる先生に向かって闘牛のように突進し、順番なんてお構いなしに脚の間をくぐろうとします。
間を通る子が増えるにつれて先生の脚は広げられ、それでも子どもたちの列は途切れず何人もが同時に通ろうとするので、先生のパンツが破れないか、ちょっと心配でした。

3つ目のあそびは「ふうせん遊び」
班の子が輪になって手をつなぎ、風船を地面に落とさないように突き続けようというものです。
フワフワ落ちてくる風船を一人で落とさずつき続けるのは、さほど難しいことではありませんが、4人がつながっているうえに手の自由が利かないとなるとそうはいきません。
自分の近くに落ちてきても、思いが隣の子と違うので動きはぎくしゃく。
頭で、足で、肩で、つないだ手や肘で…、風船を上へ上へと上げようとしますが、風船があらぬ方向に跳んでしまうことも。
それでも班の子と力と心を合わせて風船と格闘する子どもたちに、先生がさらなる試練を与えました。
離れたところから風船を着きながら移動し、先生が両手に持つフラフープを通せ、と言うのです。
これには子どもたちも
「えーっ!」
「そんなん無理」
と、ブーイング。
それでも、いざ始まると子どもたちは必至。
風船の動きに合わせて4人で動き、体のいろんなところを使って風船を突きながら先生の所へ近づいていきましす。
そして、
「やったー!」
「1点!!」
落ちてくる風船がふらーぶを通る班が出てきました。
この遊びの終わりに先生が尋ねると、ほとんどの班が通すことができ、複数回と押せた班もいくつかあって、
「3点取れたで」
と、とてもうれしそうに話す班がありました。
「とても難しいから、入らなくて当たり前だよ」
と、言っていたのに、なかなかやるな、はまだっ子。

最後の遊びは「グルグルリレー」。
ほぼまん丸のコースの右と左に分かれ、「よーいどん」で同じ方向に走り出して、相手チームに追いついてタッチしたほうが勝利という、ゴールのないリレーです。
リレーはスタートから白熱。
子どもたちは遠心力に負けじと、体を内側へ倒して懸命に走ります。
どちらのチームの子も全力で走り、バトンパスもうまくこなしているので、なかなか差が変わりません。
それでも、ときにチャンスが…。
バトンを受け取った後、つい、まっすぐ走り、大回りしてしまった子がいたのです。
気付いてコースに戻って来た子と、コースに沿って走るもう一方のチームの子が大接近。
ほぼ横並びに。
タッチをすれば終了。
と思っていたのに、追いかけてきたはずの子はタッチすることなく前に出て、次の走者にバトンをパスしようと走っていくではありませんか。
あれぇ?!
でも、本人も、チームの子もそのことには気づいていないよう。
再び勝負は互角の状況へ。
そこへまたまたチャンスのときが。
体育館シューズが脱げて、転んでしまったのです。
その子が、慌てて上靴を拾いに戻ってきます。
チャンス!!
間隔は見る間に縮まり、ターーーーッチ!
と、思いきや、スピードを落とすことなくスルー。
すぐ横を走り抜けていきました。
そんなこんなでチャイムが鳴って、リレーを終えようというときになって、前を走る子にタッチ!
決着がつきました。
走るのは全力。
応援も全力。
途中何度かあったチャンスは、ものにできませんでしたが、みんな疲れ切った顔の中に満足感、やり切った感を漂わせていました。


とにかく動き回って、めっちゃ遊んだ2年生。
先生とのあいさつの声には、「ありがとうございました」という感謝とともに「もっと遊びたい」という欲求がこもっていました。

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