１人で、２人で、グループで

子どもたちが挑んでいたのは、“英文手紙の解読”。

その手紙は、港中の教室をリモートでつないで、英語でのやり取りをした港中３年の生徒さんが送ってくれたものです。

そこには英語で、学習や行事、クラブ活動のことなど、中学校生活のことが書かれています。

その手紙を“和訳”して解読するミッションが教師から与えられたのです。

何通かの手紙を見せてもらうとと、どの手紙も６年生が読むということを考えて、難しい単語や構文はできるだけ使わずに書こうという配慮が感じられましたが、それでも、関係代名詞など、６年生には難解なものも。

子どもたちは、これまでに学習してきた英語力を駆使し、英語を習っている子や英語圏で暮らしていた子の力も借りて、少しずつ少しずつ日本語に直していました。

これから中学校へ進学する６年生。

港中での人権フォーラム、予備登校、クラブ見学、そして、先輩からのこの手紙。

進学への不安はますます薄れ、希望と楽しみがどんどん膨らみますね。