メニュー:津ぎょうざ 地物たっぷりみそ汁 米飯 魚ふりかけ 牛乳
今日の「思い出いっぱいメニュー」は「津ぎょうざ」。
今や全国的になった、三重県が誇るB級グルメです。
エピソードには
「皮がパリパリで、具を食べた瞬間、肉汁がいっぱい出てきたので、ごはんが進むくらいおいしかった」
「初めて給食に出た時、ぎょうざがすごく大きくてびっくりした」
というものがありました。
教師が
「津ぎょうざ欲しい人、どれくらいいる?」
と問いかけると、たくさんの手が挙がりました。
残っているぎょうざより明らかに多く、ギョウザを半分に切り分けたとしても全員には行きわたりません。
すると、
「ぼく、ふりかけにかえます」
「わたし、みそしるにします」
改めて
「他のに代わるとかして譲ってくれる人がいたらそうして。
お願い。もう一度聞くよ。ぎょうざが欲しい人」
手を挙げたのは13人。
何度数えても13人。
ぎょうざの数は6個。
2つに切り分けたとしても、12人分。
どうしたものでしょう。
そこで、担任がとった行動は…、
自分の皿に乗ったぎょうざを半分に切って、半分を食缶の中へ。
これで、13人全員がぎょうざをもらえることになりました。
担任の、子どもたちへの愛を感じた瞬間でした。
今日の津ぎょうざも、調理員さんが給食室でたねをこね、ひとつずつ皮でつつんで油であげた、手作りの一品です。
味わっていただきましょう。
三重県産の食べ物は、ぎょうざの豚肉、みそ汁のみそ、油あげ、豆腐、小松菜、水耕ねぎ、そして米と牛乳です。