６月にサツマイモの苗を植えた学習園は、蔓が縦横無尽に伸びて広がり、たくさんの葉っぱで土が全く見えないほどに覆われています。

見えない土の中で大きく育っているであろう、サツマイモを収穫するときが来ました。

学習園の前に集まった子どもたちは、教師の指示で各クラス９人ずつ畑の中へ。

畝を挟んで腰を下ろし、両手で土を掘り始めました。

いつになったらサツマイモが顔を出すのかな…、と思っていたら、

「あった！」

「これっだ！」

続々と、赤紫色のさつまいもが顔をのぞかせました。

横になっていてポコッととれるものもあれば、先っぽだけ見えているものも。

そんな時は、無理をして引っ張らないで、サツマイモの周りの土をどけるように両手でさらに掘っていきます。

子どもの親指ほどのかわいいもの

拳の何倍もあるような大きなもの

細長いもの

丸っこいもの

１つとれたら次の人たちと交代します。

「校長先生、見て」

「こんなに大きいよ」

「ちっちゃくてかわいい」

いろんな大きさ、いろんな形のサツマイモを収穫した子どもたちは、自分のとったサツマイモを友達と見せ合い、私にも嬉しそうに、また自慢げに見せてきました。

みんなで育てて、みんなで収穫したサツマイモ。

この後、みんなで分けておうちに持って帰ります。

おっと、蔓を忘れちゃいけません。

クリスマスのリースなどを作って楽しめそうですね。