5限目から6限目にかけて5年の教室を見て回ると、2組は作陶の真っ最中。赤茶色の粘土を水をつけた手で成形し、「使って楽しい焼き物」をこしらえていました。
作り方は、
粘土の塊を掌で伸ばしてひもを作り、それを幾重にも上に重ねていく「ひもづくり」
と
平たく伸ばした粘土から、“へら”を使って壁や底になる部分を切り出し、それらをつないでいく「いたづくり」
子どもたちは、粘土の色に染まった手で、いろんな形の器を作っていました。
チャイムが鳴って休み時間になっても、ほとんどの子が続けるほど、作陶に夢中になっていました。
隣のクラスの黒板には、大きく
「自然教室に向けて」
と書かれ、その下に、「班長会」「CF会」「登山会」など各係の名前とこれから相談することが描かれていました。
2日間活動を充実させ、自然教室を実のあるものにするために、係ごとに目標を決めたり活動内容を考えたりするようです。
同じ階の図書室前の廊下は5年生の掲示スペース。
そこには、国語で「注文の多い料理店」を学習していることから、宮沢賢治にまつわる図書やほかの作品が並べられていました。
ぜひ、手に取って読み、興味を広げてほしいものです。
反対側の壁には運動会の学年目標が。
「走り抜け 自分らしく なかまとともに がんばるぞ!」
競技、演技、そして係活動。
どれも全力で、なかまと協力してやり遂げよう。
