学校日記 はまだっ子の様子

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2024/07/04

3年 チャートを使って見つけよう

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
3年の国語では、「『給食だより』を読みくらべよう」という単元を学習しています。
「大森先生」という学校の栄養士が書いた2つの“給食だより”を読み比べ、書き手が伝えたいことをうまく伝えるためにどのような工夫をしているのか考えるのが主な活動です。
前の時間、“ベン図”を活用して、2つの文章のそれぞれのよさを探し出して整理した子どもたち。
この時間は、紙に包んだキャンディのような形をした“キャンディチャート”を用いて、2つの文章の“違い”と“同じ”を探してまとめていました。
子どもたちは、1段落に1つ、タブレット上にキャンディチャートを作ってそれをグループのみんなと共有し、筆者の工夫や伝えたいことの“キーワード”を探しては、両方に共通することは中央の“キャンディ”の部分に、ちがうところはその端に、テキストボックスに記して貼り付けていきました。
3人、4人が1つのチャート図を共有して、気づいたことを貼り付けつつ、司会の子が中心になってみんなで考えながら進めていくので、一人ひとりが見つけたことが共有され、吟味されたうえで整理されてキャンディチャートの上に表されていきます。
一人の気づきがみんなの気づきになって広がり、確かなものになって再び一人に戻っているようです。
こうすれば、具体的な記述に基づいて、2つの文章の共通点と違いを明らかにすることができますね。
黒板の方に机を向けているのは、自分一人の力でやり遂げようと、キャンディチャートと2つの文章に臨んでいる子どもたちです。


次は、“クラゲチャート”を使って、どちらの文章がよいか、その理由も明らかにして考える段階に進みます。
この学習の“ゴール”は、養護教諭に「ほけんだより」を書くときのアドバイスを送ること。
的確、適切なアドバイスが送れるよう、よく読んで、丁寧に整理し、しっかり考えよう。


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