2年生以上の子どもたちが新しい教科書をランドセルに入れて下校したあと、新1年生の入学を祝う「入学式」が開かれました。
来賓と保護者の皆さん、職員の拍手に迎えられて1年生が入場。
子どもたちの表情はそれぞれで、ニコニコの笑顔の子もいれば、ちょっと緊張気味の子も。歩きながら、席に着いてからおうちの人を見つけて「ここにいるよ」「見ててね」と言わんばかりに手を振る子もいました。
全員が席に着いたところで入学式の始まり。
“学校長式辞”では、まず「目をつなぐ」練習。
私の目を見るように言ってから、一人ひとり順番に私が子どもたちの目を見ていくと、子どもたちは目をそらすことなく、じーーーっと私の目を見つめ続けます。そして、目が合うと、ニコッと笑ったりして、私に“目がつながった”ことを知らせてくれました。
こんなふうに子どもたちが私と目をつないで話を聴いていると、私は、とっても安心して穏やかな気持ちで話すことができます。
式辞で1年生に伝えた私の願いは、
「なかよしをたくさん作ってほしい。たくさんの人とつながってほしい。そのために、人とつながるはじめの一歩である“あいさつ”をしっかりしてほしい」
ということ。
「おはよう」「こんにちは」などと、子どもたちに声をかけると、「返してね」とは言っていないのに、「おはようございます」「こんにちは」…と、あいさつが返ってきました。
同じクラス、学年の友達に、子どもたちを見守ってくれる地域の人に、先生に…、いっぱい挨拶して、人との“つながり”を広く太くしていってほしいと願っています。
明日の朝から、この子どもたちとあいさつを交わすのが楽しみです。
「6年生からのメッセージ」は、式に参列できない6年生があらかじめ収録したビデオメッセージがプロジェクターで壁面に映され、全校児童の1年生を歓迎する思いが、言葉とボードで表されました。
無事に入学式も終わり、これで新1年生も“はまだっ子”の仲間入り。
みんなと一緒にいろんなことを学んでいきましょう。
楽しいことがたっくさん待っていますよ。