学校日記 はまだっ子の様子

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2025/02/28

3年 コンパスを使って

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
3年生は算数で、“三角形と角”について学習しています。
あるクラスでは、正三角形を、その性質をもとに定規とコンパスを使って描いていました。
1つの辺を定規でかいたら、次はコンパスに持ち替えて。
1辺の長さになるように脚を開いて“チョン”“チョン”と線を引いて、もう一つの頂点の場所を決めます。
再び定規に持ち替えて、コンパスで決めた頂点と、定規で引いた1辺の両端を結べば、二等辺三角形の出来上がりです。
子どもたちは、近くの子と確かめ合い、尋ね合いながら作図を進め、いくつかの正三角形を描き終えました。
となりの教室は、円を使った三角形の模様づくり。
教科紙に示された図を見ながら描き方を考えて、コンパスで円をいくつも並べて描き、円周が交わったところを直線で結んでいきました。
すると、そこにいくつもの正三角形が接して並ぶ模様が表れました。
ノートを持った子どもたちは教卓へ向かうと、
「Come on! Teacher,come on!」
と、教師を読んで見せていました。
「きれいにできたね。できた図形はなんという図形ですか?」
「正三角形です」
「どうして正三角形と言えるのですか?」
「3つの辺の長さが…」
こんなやり取りに、ちょっと突っこんでしまいました。
「どうして正三角形になるのですか?」
「3つの辺が…」
「このようなかき方をすると、なぜ3つの辺の長さが等しくなるのですか?」
子どもたちは困ってしまいました。
「はい、班で考えましょう」
と、担任に促された子どもたち。
円の性質と正三角形の性質を関連付けて説明することができるでしょうか?

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