学校日記 はまだっ子の様子

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2025/04/24new

「安全」を最優先に~理科実験~

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
6年生は理科で「ものが燃えるしくみ」を学習中です。
空気はちっ素、酸素、二酸化炭素などの気体が混ざってできていることを学び、その中でものを燃やす働きがあるのはどの気体かを確認する実験を行っていました。

高学年では特に、火や薬品など、十分に注意しなければならないものを使って実験を行うことがあります。
実験に臨む上での注意事項確認も集中して行われます。

各グループが席につくと、まずはタブレットで実験手順の確認。


いよいよ実験開始です。
3種類のスプレー缶を受け取り、持ってみると「酸素、かる~い」と驚きの声。
気体だけが入ったスプレー缶って、日常生活持つことはそれほどないもんね。


そして、水中に入れた集気びんの中に、スプレーで気体を注入。
安全のため、机の上にはノートなど燃えるものは置かないこと、いつでも逃げられるように実験中は椅子に座らず立って行うことがルールです。
後で振り返られるよう、実験の様子をタブレットで撮影します。

息をつめて一つ一つの行動をする中でみんな真剣そのもので、余計なおしゃべりは一切ありません。これも安全のため。
机の上に濡れぞうきんを置き、ろうそくの上に来る手には熱さから手を守るために軍手を装着して安全な状況を確認したら、
いよいよろうそくに火をつけ、気体を入れた集気びんの中へ・・
実験のクライマックスに、真剣度もマックスに!

「あー、すぐ消えちゃった」
「おー、これは火が明るくなった!」など思わず声が出ますが、真剣モードは継続中。
どの気体がどの結果だったかは、今後行うこどもたちのために、ここには書かないでおきますね。

学習に取り組む上で、教科や学習内容に応じてそれぞれ「やくそくごと」があります。学習環境を良くしたり学習効率を上げたりするためのものもありますが、学習に参加する全員が『安全・安心』に取り組むことができるようにするため、みんながやくそくごとを守って取り組みます。
「守らなきゃならないから」ではなく、「なぜ、そうするのか」を理解した上で取り組めるよう、こどもたちとやくそくごとを確認しています。
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