朝、校長室いると、窓の外から子どもの声が聞こえました。
振り向くとそこには1年生。
朝顔の種をまいた鉢に水をやっていたのでした。
校舎南の犬走にずらりと並んだ鉢を見ると、朝顔が芽を出し双葉を開いています。
「私、5つ出たよ。5つまでしか出ないの」
「私は3つ出た」
「あと2つはどこにまいたの?」
「(指をさして)ここと、ここ」
「もう一回(ペットボトルじょうろに水を)入れてこよ」
校舎西の手洗い場には、ペットボトルじょうろを持った1年生がたくさんいて、水を入れた子から運動場に駆けていきます。
行先は、2手に分かれ、サツマイモを植えた畑に向かう子もいます。
自分の苗に、班の友達の苗に、たっぷり水をやっていました。
立って、全体に広げるようにジャーッとまく子。
しゃがんでマルチの切れ目を広げてから1苗1苗にあげる子。
朝方の雨で、土はたっぷり水分を含んでいますが、そんなことはお構いなし。
「自分が水をあげるんだ。自分で育てるんだ」
と、いう気持ちが優先です。
毎朝水をやってお世話をしながら、朝顔とサツマイモの成長の様子を見守っていきましょう。
きれいな花と、おいしいおいもを楽しみにして。