1年生は国語で、「どうやってみをまもるのかな」という、説明文を学習しています。
やまあらし、あるまじろ、すかんくが、それぞれどんなからだをしているのか、どうやって身を守るのか、敵が来たらどうするのかを、みんなで一つずつ丁寧に読み取っていきます。
この時間は、やまあらしのことを読み取りました。
教師が、
「やまあらしは、どうやって身を守っているの?わかる人」
と、子どもたちに投げかけると、一斉に手があがりました。
指名された子が前に出て、ホワイトボードにはられた文章の中でそのことが書かれているところを指して読みました。
「とげをたてて」
他の子も同じ考えのようですが、この後、教師とのやり取りを重ねて、「。」で終わる「文」の形で抜き出すことができました。
そして、その文を示しながら
「これが、『答え』だね。じゃあ…」
と、話し始めると、ある子が
「『問い』はどこかな?」
と、つぶやきました。
これには何人もの子が反応。
そう、『答え』と『問い』はセット。『答え』の文があるということは、『問い』の文もあるということ。
子どもたちは、「さとうとしお」で学習した、説明文にある、「問い」と「答え」の関係をしっかり覚えていたのです。
それでは、さっそく探して、ペアのこと確かめましょう。
改めてやまあらしの段落を読み返した子どもたちは、すぐに『問い』の文を見つけたようです。