朝の予鈴が鳴って子どもたちが教室に戻った後、所用で出かけるのに昇降口を通ると、1年生2人が自分のクラスの靴箱の靴を、1足ずつそろえていました。
「そろえてくれてるの?ありがとう」
と、声をかけ、いくつか一緒に揃えてその場を離れました。
約30分後、用事を済ませて再び昇降口を通ると、
「あれっ?」
そのクラスだけでなく、他のクラスの靴もいつになくきれいに整とんされているような…。
普段から乱れていることはなく、比較的きれいにそろえられていますが、それにしてもこのときは、かかとの位置もビシッと揃ってほぼ完ぺき。
少し経って1年の教室を訪れたとき、その子に他のクラスのもそろえてくれたのか尋ねたら、自分のクラスだけで、これは日直の毎朝の仕事の一つだそう。
そのクラスの担任と話していたら、
「何日か前、6年生が靴をそろえているのを見ましたよ」
とのこと。
誰がこんなことをしてくれたのでしょうか?
学校の環境を整えようと、こんなことを気にかけてくれるはまだっ子がいることをとてもうれしく思うと同時に、はまだっ子一人ひとりが自分のくつをいつもこんなふうに整えられたらいいなあ、と思いました。
それにしても、いったい誰が?