子どもたち手作りのお店が建ち並ぶ“わかくさショッピングモール”が、1日限りのグランドオープンの日を迎えました。
1時間目からみんなで開店の準備をし、2限目、1年生を招待してオープン!
1年生全員が同時に入店したら、とんでもなく混雑するので、入店制限を設けて、1クラスずつ買い物や食事を楽しんでもらいました。
リハーサルでは、お店とおきゃくさんを交代で務めましたが、この時間は、みんな同時にお店を開いてお客さんの1年生をおもてなし。
「いらっしゃいませ」
「なににしますか」
「○○がいいですよ」
呼び込む声もお礼の声も、練習のときの何倍もの大きさ。
「□□円です」
「ありがとうございました」
「また来てください」
品物とお金のやり取りもテキパキと、でもお客さんファーストの気持ちをもって丁寧にしていました。
後半になって、お金が足りなくて困っている1年生がいると、
「それでいいよ」
と、おまけする店主もいたそうで、練習のあとみんなで振り返ったことが、しっかりと生かされているようでした。
お客さんがたくさんいると、品物の売れ行きも違い、たくさん作ったはずなのにすぐ品切れになりそうになります。
そこで活躍するのは、仕入れ担当の教師。
買ったもの、食べ終わったものを置く机から品物を引き上げては、店主に
「お肉が入荷しました」
などと言って、品物を補充していました。
普段関りのない1年生がお客さんということで、接客が恥ずかしくて、はじめはお店の後ろに引っ込んでいたこもいましたが、少しして慣れたようで、店主の表情は皆やる気と喜びにあふれていました。
これまで、友だちと教師、みんな一緒に準備をして練習してきたかいがありましたね。
わかくさショッピングモールは大繁盛!
大盛況のうちに、惜しまれながら閉店のときを迎えました。