5年生が理科で、実験を通して探っているのは“ふりこのきまり”。
この時間は、ふりこが1往復する時間と、“振れ幅”“おもりの重さ”“ふりこの長さ”の関係について調べていました。
調べたいこと以外の条件はしっかりそろえたうえで、振れ幅、重さ、長さに3段階の差を作ってふりこを振り、10往復する時間をストップウォッチで3回計測。
その平均から1往復にかかった時間を求めます。
子どもたちは、班の友だちと役割を分担し、協力して実験。
「いくよ。よーい、スタート」
「1,2,3…」
とふりこの動きを数えますが、ときにハプニングも。
ふりこが少しずつ回転していって、10往復する前に支柱に当たってしまった班。
粘土で作ったおもりが、振れている間にピョーンと飛んでしまった班。
何度かやり直しもしながら実験を続けていると
「また、○○秒だ」
「あまり変わらないね」
「あっ、さっきより速いかも」
なんて声が聞こえてきました。
さあ、実験の結果を整理してまとめ、ふりこの振れる時間に影響を与えるのは、3つのうちどの条件か見極めよう。
ところで、ゆらゆら揺れるふりこをずっと見ていて、催眠術にかかった子はいませんか?