今日は1年生が、前歯について養護教諭と勉強しました。
まずは、自分の前歯を鏡で見てみましょう。
子どもたちは、口を「イーッ」と横に開いたり、唇を引っ張ったりして前歯が見えるようにして、自分の前歯を鏡に映しました。
「ない」と言うのは、最近乳歯が抜けて、生えてくるのを待っている子。
ほとんどの子が、何も言わずジーッと自分の前歯を見つめてご対面。興味深そうにいつまでも見ていました。
もし、前歯がむし歯で黒くなってしまったら…。
教師がどのようにしてむし歯になるかを伝えようと、ばい菌のことを話し出すと、子どもから
「ミュータンス菌」
と、菌の名前が飛び出しました。
続いて、その菌の好物を尋ねると
「砂糖」
「甘いもの」
子どもたちがむし歯の予防に関することをいろいろ知っていることに感心しました。きっと、日々、おうちの人が歯の健康を気にかけて子どもたちに教えてくれているのでしょう。
歯をとかしてむし歯にする“酸”を作らないようにするのに大事なことは、
“歯みがき”
もちろん、子どもたちもよーく知っていました。
子どもたちはおうちで用意した歯ブラシを使ってさらに勉強。
歯ブラシは、毛の部分の長さが指2本分より小さいものがいい。
歯ブラシの背から見て、けがは見えるほど開いていたら、新しいものと交換を。
歯ブラシの持ち方は、“鉛筆持ち”。力が強すぎると歯茎を傷めます。
では、養護教諭手作りの“特大前歯模型”と“ビッグ歯ブラシ”を使って、歯の磨き方を確かめましょう。
歯の表面は…。
歯と歯の間は…。
葉の裏側は…。
指名されて前に出てきた子は、毛先が磨きたいところにあたるように、歯ブラシを縦にしたり横にしたりひっくり返したりして歯を磨きました。
ここでも子どもから
「デンタルフロス使えばいいのに」
との声が上がりました。
他の子どもたちもマスクをしたまま口の中に歯ブラシを入れたつもりで、自分の歯ブラシを使って練習しました。
この時間に教わったことをしっかり頭に入れて、今日からしっかり歯を磨きましょう。