小学校生活最初の“発育測定”。
入学したばかりの子どもたちの身長と体重をはかります。
10人ずつ保健室に入り、まずは、養護教諭から測定方法の説明を受けます。先頭の子がお手本になって。
測定は身長から。
自分の名前をはっきり伝えてから足形マークの上に立ち、かかとをそろえて柱につける。背筋を伸ばして顎を引く。
次は体重。
台の上にそっと乗り、静かに待っていると「ピッ」と、音が鳴ります。これが計量終了のお知らせです。
上靴と靴下を脱いでスタンバイする子どもたちは、一人ずつ養護教諭に促されて測定器を移動し、身長と体重をはかりました。
その様子を見ていて感心したことがありました。
それは、指示されていないにもかかわらず、名前を名乗った後に「お願いします」と言う子や、測定後に「ありがとうございました」とお礼を言う子が何人もいたことです。
こんな姿が、1年生の間にどんどん広がっていくと嬉しいです。
小学校生活6年間で、みんなどれほど大きくなるのでしょうか。
体と心の成長が楽しみです。