学校日記 はまだっ子の様子

はまだっ子の様子 >> 記事詳細

2022/06/28

4年 プラネタリウムで星空探訪

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
理科で月や星の動きについて学習する4年生が、「そらんぽ四日市」へ出かけ、“プラネタリウム”を鑑賞しました。
赤白帽子をかぶり、水筒を提げて浜田公園に集まった子どもたちは、出発の前に水分を補給し、そのままマスクを外してそらんぽ四日市めざして歩き始めました。
市民公園に着いた子どもたちは受付を待つ間にもお茶を飲み、階段を使ってプラネタリウムのある5階フロアへ上がっていきました。
入館までの時間は、配られた「星座早見」で事前学習。星と星座の描かれた盤をくるくる回しながら、知っている星や星座をさがしては友達と見せ合って楽しんでいました。
そして入館のとき。
大きめのゆったりとしたシートに一人ずつ座り、まずは、星座早見の使い方を教わりました。
重なった2枚の盤の1枚には月日、もう1枚には時刻が記された目盛りが刻まれています。
盤をくるくる回して、今日、6月28日の目盛りをさがし、それを21時の目盛りと重ねたら、そこに見えるのが、今日見える星空です。
いよいよ、館内の照明が落とされ、真っ白だったドーム型のスクリーンに映像が投影されました。
現れたのは見慣れた景色。ほぼ正面に家電量販店と家具店の共同店舗が見えます。
なんと、映されたのは、今日の11時57分に、浜田小学校運動場の真ん中で南を向いたときに見える景色と空だったのです。真南の高ーい空に太陽が輝いていました。
子どもたちは、浜田小にいる気分になって、改めて、星の見つけ方を教わりました。
そして、時は過ぎて夜へ、暗くなったスクリーンには、
「えーっ?!こんなにもたくさんの星があるの?!」
と思うほどの、“満天の星”が輝いていました。
子どもたちからも
「うわーっ、きれい」
「すごい、いっぱい」
といった歓声が上がりました。
これから、その星空を眺めながら、学芸員さんの案内で星空を観察。
よく見ると、一つ一つ星の色や明るさが違うことに気づきます。
「夏の大三角」が現れました。
時間が進むと西へ西へと動いていきますが、3つの星を結んだその形は変わりません。
時間とともに消えては現れる星を見ながら、季節の星座や方位ごとの星の動き方を観察。
そして、スクリーンが少しずつ明るくなり、6月29日の朝を迎えました。
とても快適な空間で、ゆったりと椅子にもたれながら、とても美しい星空を探訪し、一夜の星の動きを実感した子どもたちでした。
校区内にこのような施設があるのは、とてもありがたいことです。

16:42 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0)