2年の算数は、2桁の数から2桁または1桁の数を引くひき算を、ひっ算で計算する学習を進めています。
あるクラスで取り組んでいた問題は
「36-32」
位をそろえて書いて、位ごとに1の位から計算する。
この約束事を守って計算していくと、困ったこと、迷うことが出てきた様子。
それは、
「10の位の計算。3-3の答えの『0』は、書くのか?書かないのか?」
教師がみんなに尋ねると、考えが分かれました。
では、隣の子と意見を交換したうえで、みんなで考えましょう。
隣のクラスはタブレットを使っていました。
問題は「74-29」
タブレットにひっ算を書いて計算します。
一人ひとりのひっ算は、スクリーンにまとめて映されていますが、計算の方法や考えは伝わりません。
そこで、タブレットをキーボードから取り外して“説明の旅”へ。
教室を歩き回って、友達に自分の解き方、考え方を話して伝えます。相手がよくわかるように、納得するように。
そして、聞き手は、「うん、わかった」という証拠に、タブレットに自分の名前をサインします。
たくさんの人に説明するとともに、いろんな人の考えを聞いて、自分の考えを確かなものにしよう。
そのまた隣の教室は、ドリルの練習問題に取り組んでいたよう。
教卓に座る教師の前に並び、自分の番になったら、ドリルとノートを開いて見せていました。
いろいろな問題をいっぱい解いて、ひっ算の書き方や繰り下がりなど、引き算のひっ算の方法をしっかり身につけよう。