1年生が、栄養教諭と給食室を探検しました。
と、言っても、衛生管理の徹底している給食室に入ることはかなわないので、栄養教諭が撮ってきた写真や映像を見ながらの“バーチャル探検”です。
まずはクイズ。
「浜田小では何人分の給食を作っているのかな?」
①300人 ②400人 500人
子どもの予想は割れましたが、答えは
「500人」
第2問
「何人の調理員さんで作っているのかな?」
①3人 ②5人 ③7人
たくさんの子どもが「7人」に手を上げましたが、答えは、
「7人」
「イェーー」「やったー」
“1年生を迎える会”の学校クイズの問題にもありました。みんなよく覚えていましたね。
それでは、7人の調理員さんの顔と名前がスクリーンに紹介されたところで、クイズを交えながら、給食を、給食室のどの部屋で、どんな道具や器具を使って、どのように作っているのかを見ていきましょう。
写真は、食材の下処理をする「下処理室」から始まり、調理室へ。
そこで調理員が包丁を使ってキャベツを切っている映像が映されると、
「うわぁー」
「すっげぇー!」
「はっやー!!」
と、その手際のよさに子どもたちは驚きの声。
加えて、
「けが、しないのかなあ」
と、心配する声も。
500人分の給食を一度に作るのですから、使っている道具の大きさもかなりのもの。
煮たり炊いたり炒めたりと火を使う調理で使う“釜”は、1年生ならゆっくりつかれるお風呂といった大きさ。かき混ぜるためのしゃもじは、子どもの背丈ほどもあろうかという大きさで、その名も“オール。舟をこぐ“オール”が名前になっています。ざるもでかい。
そうして完成した給食を、一番初めに食べるのは誰かな?
これもクイズです。
①1年生…準備を始めるのは1番早いかも
②6年生…最上級生は、早く準備が終わりそう
③調理員さん…作った人が、できたてを食べるのかな
④校長先生…給食を食べているときに来たことがあるなあ
「校長先生、どれか教えてよ」
と、後ろで見ていた私に何人もの子がせがんできましたが、教えるわけにはいきません。
答えは、④の校長です。
みんなが食べる前に料や味をみたり安全を確かめたりするのも好調の仕事のひとつです。
スライドの最後は、調理員さんからの5つのメッセージ。
「元気いっぱいになって」
「たくさん食べて大きくなって」
「おいしく食べて」
「残さず食べて」
「食べた後はきれいに返して」
調理員さんが子どもたちのために給食を作ったり後片付けをしたりする様子を見た子どもたちは、今日の給食から調理員さんの思いや願いに応えよう、という気持ちになったようです。
最後に、給食室で使っているものと同じ器具を持たせてもらって給食を作る気分を味わい、「食」の学習を終わりました。