家庭科の時間に、針と糸を使った手縫いを練習している５年生。

この時間は、“並縫い”と“本返し縫い”“半返し縫い”を練習していました。

練習布の線や点を目印にして、針を打って縫い進めていきます。

線の端や点には、裏から針を通すところは赤で、表から針を入れるところは青で、針を打つ順番が数字で表されているので、その通りに針を刺し、糸を引っ張ったら次の番号を探してそこから出すというふうに数字を手掛かりに針を運んでいけばいいのです。

が、その数字も“８”で終わり。

さらに、針を打つ間隔が狭くなっています。

それまでも、

「どこだ？」

「ここでいいの？」

と、迷いながら針を打つ子やなぜか糸が絡まる子がいたのに、ここで格段にレベルアップ。

子どもたちは、できあがった子や得意な子、教師の助けも受けながら、慎重に針を運んでいました。

まさに、四苦八苦でした。