4年生の国語。
体温計の、2つの広告を見比べて描かれていることの違いをさがし、それを手掛かりにして、それぞれが、誰に伝えるための広告なのかを考えました。
特に着目したのは、“キャッチコピー”と、イラストや写真。
誰を対象にしたものかを意識すると、広告の意図もより分かってきます。
それをふまえて、“学校の先生”に体温計を使ってもらうための広告を、一人ひとり作ってみましょう。
子どもたちは、“学校の先生”を引き付けるキャッチコピーを考え、教師からタブレットに送られたイラストや写真の中から、伝えたい内容にふさわしいものを選び、レイアウトを考えながらタブレット上で広告を作りました。
子どもたちの考えたキャッチコピーは、
「学校で熱が出たときに、便利な体温計」
「授業中、具合が悪くなってもすぐにはかれます」
「児童の急な発熱や、気持ちが悪いときにおでこに当てるだけで」
「時間がないときに、パパッとはかれる」
「マスクをつけていてもはかれる」
など、学校でどんな時に検温が必要か、どんな体温計が求められるかを、子どもなりに考えていることが伝わってきました。
中には、
「職場での検温や、児童が発熱したときに」
というように、“学校で働く教師”ということを意識して、場面や言葉を考えたコピーもありました。
それぞれの広告の意図や役割、それによる違いを学び、自分でも広告を考えてみた4年生。これから、広告を見る目や見方が変わるかもしれませんね。