５つのトランプと５つのトランプケースの写真を見て、それぞれ、どのケースにしまうといいか考えました。

三角形のトランプが１つ。

正方形のトランプが１つ。

長方形のトランプは３つありますが、大きさが違います。

子どもたちは、カードの形、そして大きさに注目して、ケースを選択しました。

これを踏まえて、問題へ。

配られたプリントにには、三角形と四角形の２つの図形。

これらと、形も大きさも同じ図形を、示された７つの図形の中から選び出すのです。

まずは予想。

図形を見比べて考えます。

すると

「先生、向きを変えてもいいのですか？」

「いい質問ですね。いいですよ」

「先生、裏返すのは？」

「いいよ」

これで、選択肢が広がりました。

目の前の子が四角形を探しているとき、はじめ３つ選んだのに１つ消したので

「どうして？」

と尋ねると、

「形が同じだと思って書いたけど、大きさが違うと思ったからです」

そう、注目するとのは“形”と“大きさ”の両方でしたね。

予想を終えた子どもたちは、プリントの図形を上から重ねて同じ図形を探し、教師がスクリーンに映した図形を見て答えを合わせました。

子どもたちはこれから“合同”な図形について学んでいきます。