学校日記 はまだっ子の様子

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2024/11/14

6年 ホールいっぱいに歌声を響かせました

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
文化会館に着いた子どもたちは、トイレを済ませて演奏するときの隊形に並びなおし、2列で会館建物の中へ。


階段を上ってホール内へ入っていくと、既にたくさんの子どもたちが座席についていました。
浜田っ子に割り当てられた座席は、真ん中の一番前。
ステージ目の前の特等席でした。

放送による案内があって「三泗小学校音楽会」が始まりました。
主催者のあいさつが終わると、子どもたちは席を立って通路へ移動していきました。
各学校の演奏プログラムの前に「全員合唱」があり、ウォーミンクアップや発声練習も兼ねて、会場に集ったみんなで「ゆかいに歩けば」を歌います。
ステージの幕が上がり、ひな壇が照明の中に浮かび上がると、そこにはすでにはまだっ子の姿がありました。
全体のトップを切って演奏するということで、この全員合唱の場面からステージ上で歌うことになったのです。
子どもたちは肩を回したり体を横に倒したりして体をほぐし、「バルデリー バルデラー バルデロー」を遠くへ、遠くへ届かせるように歌ッとのどをほぐし、会場のみんなと向かい合うタカ地で歌って心をほぐしました。
それでは、プログラム第1番、はまだっ子の演奏を披露します。
まずは、“学校紹介”。
代表の2人がマイクの前に立ち、浜田小の紹介を始めました。
2人は、浜田っ子が目指す姿が“強い子”“優しい子”“考える子”であることを紹介し、音楽会に向けても、どうすれば曲の風景や思いを伝えることができるか考え、それぞれの曲を歌うときに意識していることを伝えました。
ステージを照らす照明が一段と明るさを増して、プログラム紹介が流れたら、いよいよ演奏のときです。
指揮を務める教師が姿勢を変えると子どもたちは、脚を開いて歌う姿勢をとり、指揮者に注目。
指揮者の合図でピアノ伴奏が始まり、1曲目の「サウンドオブミュージック」が始まりました。
出だしの音が少し弱いように感じましたが、すぐに調子を取り戻し、表情も豊かになってきました。
全員合唱のときからステージにいたからか、緊張は和らいでいるように思えます。
2曲目は「ドレミの歌」。
歌詞に合わせた振り付けで体を動かし、元気はつらつの笑顔で歌いました。
3曲目は「エーデルワイス」。
打って変わって、高音を響かせるしっとりとした曲。
体を揺らし、優雅に歌い上げました。
子どもたちの奏でる合唱は、ステージの音響効果もあってか、学校での最終練習よりもさらにさらによくなり、自分たちで考え、工夫しながら練習を重ねてきた成果が存分に発揮されたと思いました。
また、感心したことは、全員が指揮者と目をつないで、指揮者の意図を汲み取ろうとするかのように歌っていること。
子どもたちからの視線を指揮者が子どもたちに返すことで、子どもたちとピアノ伴奏者、指揮者全員の心がつながっているようでした。
それから、趣の異なる3曲を見事に歌い分けたこと。
歌い方だけでなく、その曲その曲で体の動きや表情が変わっていて、学校紹介で話していた、曲に流れる風景や子どもたちの思いは、会場の聴衆にきっと届いたことでしょう。
この部に参加したすべての学校の演奏が終わり、音楽会はフィナーレへ。
運営に携わった教師がステージに上がり、みんなと一緒に、「世界が一つになるまで」を大合唱。
ホールに集ったみんなの歌声を思いっきりホールに響かせ、自分とみんなに大きな拍手を贈って音楽会を閉じました。
これでまた一つ、6年生に素敵な思い出と素晴らしい宝物ができました。

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